【M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO】ドライブ旅行用超広角レンズ購入&撮影ドライブ

カメラ
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手持ちのレンズでは撮れない世界が知りたくて、超広角レンズを購入しました!

手持ちのレンズでは出せない超広角や明るい望遠レンズを使った表現や、より繊細な描写を手に入れたくなり、新しいボディ(OM-D E-M1 Mark II)と望遠レンズ(M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO)を購入した我が家。
ボディ購入編はこちら望遠レンズ購入編はこちら

購入後しばらくの間は、既に所有しているM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROと合わせた機材構成で撮影を楽しんでいました。

レンズの性能を活かす事が出来るボディを手に入れた事で、広角域を含め「表現したい画」が得られる様になり非常に満足していたのですが、それと同時に、これまで絶景を求めて各地を旅していた事もあり、より広い画角での写真撮影にも手を出したくなって来ました。

磐梯山の浄土平、竜泊ラインの眺瞰台、生月島のサンセットライン、宮古島や屋久島などの離島ならではの絶景の数々・・・
ざっと思い付く範囲で挙げても、今まで何度も「この景色をより広い画角で写真に収めたい!」と思う場面があったんですよね。

ただ、余りに画角が広過ぎると、普段室内での愛猫撮影する場面では使い辛いのも事実で、「高いお金を出して買ったのは良いけれど、余り使う場面が無かった・・・」となってしまう懸念を払拭出来ずに購入を保留していましたが、偶々ネットショッピングで非常にお得に購入出来るチャンスがあったので、ボディと望遠レンズを買った勢いに任せて衝動買いしました!

 

M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROを購入しました!


そんな訳で、衝動買いした翌日に念願の超広角レンズが到着。
さっそく「この箱ニャンだ?」とグリさんが近寄って来たので、爪でガリガリされないうちに開封の儀を済ませました(笑)


左から(M.ZUIKO DIGITAL ED) 7-14 F2.8 PRO、12-40 F2.8 PRO、40-150 F2.8 PRO

5年前に「コンデジより綺麗な写真が撮りたいな~」と、軽い気持ちで一眼デビューした我が家ですが・・・
知らない間に沼に嵌った様で(笑)
遂に超広角~望遠までF2.8通しなレンズを揃えてしまいました。

装着感の確認など


装着感の確認と撮影を兼ねてE-M1に装着してみました。
M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14 F2.8 PROも他のPROレンズ同様に、鏡筒部分は金属外装でリングはローレット加工が施されており、手に触れた際の感触やフォーカスやズームリングの操作感を含め造りの良さを感じます。

ネットの情報では前玉の飛び出しが気になるとの書き込みが多く、レンズの損傷を防ぐ為にサードパーティー製の専用アダプター&保護フィルターを購入すべきか迷っていたのですが、想像より固定式のレンズフードより奥まった場所に前玉が収まっており、レンズキャップも力を入れて引っ張っても外れない程度にしっかりと取り付け出来るので、第一印象としては過度に心配する必要は無さそうに感じました。

暫く保護フィルター無しで運用してみて、余りにもヒヤリハットな場面が続けば購入しようと思います。

携帯性の確認


携帯性を確認するため、ボディと望遠レンズの購入に合わせ購入したマンフロットのカメラリュック(紹介記事はこちら)に、ボディとPROレンズ3本が収まるか試してみましたが・・・ギリギリ収まりました。

フィルター類などのアクセサリーは上部の収納スペースに収まるので、日帰りであればリュック一つで気軽に必要な機材一式を連れて撮影に出掛ける事が出来ます!

実際にコンパクトなカメラリュックに機材一式が収まる事を目の当たりにすると、改めてマイクロフォーサーズのコンパクトさを実感します。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40 F2.8 PROとの画角の違いを確認してみた

超広角レンズでしか撮れない世界が知りたくて、届いたその日に、さっそく撮影ドライブして来ました。

うっかり設定を戻し忘れていて、M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14 F2.8 PROでの撮影画像はISO800で撮っていたため、画の評価は後日改めて行う事になりましたが、撮れる画角の違いを確かめるため、手持ちの12-40PROで撮影した事がある場所で、ほぼ同じ撮影方向で撮った画像で比較してみました。
※いずれもRAW撮影したした物をJpg出力(800*600にリサイズ)しています


E-M1Mk2(M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO)
焦点距離:12mm 絞り値:f/8 露出時間:1/125秒 ISO感度:100 C-PLフィルター使用


E-M1Mk2(M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO)
焦点距離:7mm 絞り値:f/8 露出時間:1/400秒 ISO感度:800

実際に見慣れた、かつ撮影した事がある場所の画像で見比べてみると、僅か5mmと言う数値以上に画角の違いがある事を実感します!


E-M1Mk2(M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO)
焦点距離:7mm 絞り値:f/8 露出時間:1/500秒 ISO感度:800

逆光下での撮影も試してみました。
レンズの形状もあって気になる所でしたが、少なくとも夕暮れ時であれば、太陽を真正面に入れてもフレアもゴーストも許容出来るレベルである事を実感。
意図的にゴーストを入れた表現もやり易い印象を持ちました。

 

日没が近づいて来ましたが、場所を変えて撮影を続行する事に。


E-M1Mk2(M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO)
焦点距離:7mm 絞り値:f/2.8 露出時間:1/320秒 ISO感度:800

絞り開放で撮った一枚。
判り切ってはいましたが、絞り開放でもパンフォーカスみたいに撮れますね(笑)


E-M1Mk2(M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO)
焦点距離:7mm 絞り値:f/8 露出時間:1/15秒 ISO感度:800

湖面に映る夕日に染まった雲と一緒に撮ってみた一枚。
画角の広さを上手く活かせば、構図次第で今まで以上に奥行き感のある一枚が撮れそうです。

屋内でも撮影してみました

帰宅後に自宅でウトウトするグリさんをワイド端で撮ってみました。

始めは今までの広角レンズと同じ感覚で撮っていたのですが、画角が広い故に要らない要素が入りまくって、碌な写真が撮れません。。。

 


E-M1Mk2(M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO)
焦点距離:7mm 絞り値:f/2.8 露出時間:1/15秒 ISO感度:800

ならばと猫パンチに警戒しつつ目一杯近付いて撮ってみたら、グリさんが居る場所の空間も充分に取り込んだ、超広角レンズならではの画が撮れました!


E-M1Mk2(M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO)
焦点距離:7mm 絞り値:f/2.8 露出時間:1/50秒 ISO感度:1600

トイレの様な狭い空間だと、より画角が広い事のメリットを活かせそうです。

初めて超広角レンズで撮影してみた感想

初めて超広角レンズで撮影してみた印象としては、撮影する場の広がり感はもちろん、メインとなる被写体を大胆に配置しても、より撮影する場の景色を入れた奥行きのある表現が出来る事を実感しました。

他の超広角レンズと比較して優秀と言えども独特の癖(歪曲収差)がありますが、使い方次第で単に広大な景色を切り取るだけでは無く、超広角レンズならではの表現が出来そうです。

上手く使いこなすには腕だけでは無くセンスも問われそうですが、そのぶんハマった時に素晴らしい一枚が撮れそうなので、軽量コンパクトで持ち運びに困らない利点を活かし積極的に撮影ドライブに持ち出して、格好良い愛車のある景色の撮影に活かして行こうと思います!

一眼で綺麗な写真が撮りたいけど、重たいし嵩張るのががちょっと・・・と購入を躊躇っている方も、ぜひこれを機に、軽量コンパクトなオリンパスのカメラとレンズで一眼デビューしてみては如何でしょうか?

 

今回購入した超広角レンズはこちら