伊丹空港周辺のビュースポットを巡りながら、飛行機撮り・旅客機と愛車のコラボショット撮影を楽しんで来ました。
オリパスのテレコンバーターレンズMC-20を購入し、超望遠撮影が楽しめる環境を手に入れた事をきっかけに始めた飛行機撮り。
一般的にマイクロフォーサーズ機では苦手とされる飛行機などの動体撮影ですが、E-M1比で格段に追従性が向上したE-M1 MARK2のAF性能に助けられ、予想以上に飛行機撮りも楽しめる事を実感。
そんな訳で色んなロケーションで飛行機撮りしてみたくなり、伊丹空港(正式名称は大阪国際空港)周辺のビュースポットを巡りを楽しんで来ました。
ビュースポット巡りの目的
今回のビュースポット巡りの目的は大きく3つ。
- 定番の千里川土手以外のビュースポットを巡る
- 旅客機と愛車のコラボショットが撮れる場所を開拓する
- 千里川土手で撮る飛行機写真とは全く異なる画角・構図で撮影出来る場所を開拓する
結果として全ての目的を達成する事が出来た、非常に満足度の高いビュースポット巡りになりました。
「エア・フロントオアシス下河原」で撮る、ダイナミックな離着陸シーン
五月平展望台で今回のビュースポット巡りの目的である「今までとは全く異なる画角・構図で飛行機撮り出来る場所」を開拓しましたが、もう少し被写体に近い場所からビル群をバックに飛行機撮りしてみたくなり、滑走路の北端にあるエア・フロント・オアシス下河原に訪れました。
【住所 】兵庫県伊丹市下河原3丁目2
【開園時間】24時間利用可能(駐車場は9:00~17:00)
【駐車料金】無料(9台 うち1台は身障者用)
展望スペースから見た園内の様子
Part3で訪れた五月平展望台と違い、駐車場から公衆トイレ・展望スペースがすぐ近くにあるので、気軽に立ち寄れるスポットです。
エア・フロント・オアシス下河原は新関西国際空港株式会社が管理する施設で、隣接する下河原緑地(こちらは伊丹市が管理)と共に伊丹空港の滑走路北側に隣接する絶好のロケーションにあり、展望スペースからは他のビュースポットとは違ったアングルで旅客機が離発着する様子を眺める事が出来ます。
離陸する旅客機の撮影例
ちょうど訪れたタイミングで離陸した旅客機を広角で捉えた一枚。
南北に滑走路を一望出来るロケーションなので、滑走路全体を取り込みつつ、旅客機が離陸する様子を撮影する事が出来ました。
ビル群をバックに撮影する目的でこの場所に訪れましたが、広角レンズを使った離陸シーンの撮影も楽しめそうです。
離陸後、紀伊水道方面へ旋回中の旅客機を狙った一枚。
この場所からであれば、伊丹スカイパークと違って手持ち機材の焦点距離(換算600mm)でもここまで寄せて撮る事が出来ました。
離陸直後の旅客機を狙った一枚。
機体の大きさ次第ではトリミングが必要となりそうですが、大阪市内のビル群を背景に滑走路の誘導灯も入れて撮影出来るので、千里川とはまた違ったキラキラ写真が撮れそうです。
着陸する旅客機の撮影例
32Lへ着陸態勢に入った旅客機を狙った一枚。
Part3で訪れた五月平展望台からこのポイントを狙う場合と比べ直線距離で4Kmほど近い位置から撮影出来るので、そこそこ大きく機体を捉える事が出来ました。
32Rだと着陸ポイントが近くなるので、もう少し機体を大きく捉えられそうです。
先ほどの画像をトリミングしてみた一枚。
この日は大気のゆらぎの影響が強く出てしまいましたが、大気の状態が良い日であれば迫力ある着陸シーンが撮れそうです。
訪れた時は全くノープランで撮ってしまったので、次回訪れる際は滑走路までアプローチする際のルートや背景との位置関係も観察して、自分なりのベストアングル捜しをしながら撮影を楽しもうと思います。
エア・フロント・オアシス下河原で撮影したその他の写真
まとめ
大きく3つの目的を掲げて巡って来た、大阪国際(伊丹)空港周辺のビュースポット。
エア・フロント・オアシス下河原では、滑走路を南北に見渡すアングルで離着陸する飛行機の撮影を楽しめる場所を開拓する事が出来ました。
駐車場が利用出来る時間帯が限られているため、夕暮れ時以降のキラキラショット狙いで訪れる場合はアクセスが不便な所がマイナスポイントですが、Part3で訪れた五月平展望台に比べると、それ程望遠側の焦点距離を必要としませんし、広角レンズがあれば、この場所ならではのアングルで旅客機が離陸する様子を撮影する事が出来るので、もっと伊丹空港での飛行機撮りを楽しみたい方にはお勧めの場所です。
Part5に続きます