【OM-D E-M1 MarkII】ドライブ旅行用カメラ購入&撮影ドライブ

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ドライブ旅の新しいお供にOM-D E-M1 Mark IIを購入しました!

機動性を最優先にした我が家のカメラ選び

積載量に制約があるロードスター1台でのカーライフを送っていた時期もあり、ドライブ旅行での写真撮影に使うカメラは、コンパクトである事を最優先に選んでいた我が家。

5年前から使い始めたマイクロフォーサーズ機は、コンパクトさに加え非常に軽量な事もあって、旅先でふと気になる景色を見付けた時でも躊躇う事無く撮影する気になる「機動性の高さ」が非常に気に入り、以来機種を替えつつずっと使い続けています。

自己流の適当撮影とは言え、さすがに5年近く使い続けていると、自分の中で何となくですが「表現したい画」を掴みつつある様で、ここ2年ほど使い続けて来たボディ(E-M1)と手持ちのレンズでは出せない表現や描写を手に入れたくなって来ました。

世界的に有名な動物写真家の岩合光昭さんの様に、過去にはE-M1と私も持っているM.Zuiko 12-40 F2.8 PROの組み合わせで世間をアッと言わせる数々の作品を発表されているので、物欲と自己満足を優先しているやん!とツッコミが入りそうですが・・・
趣味の写真撮影なんて自己満足の世界なので、気にしないでおきます(笑)

別マウントへの乗り換えも含め購入機種を検討するも・・・

そんな経緯で新しいボディとレンズが欲しくなった訳ですが、どれだけ写りが良くても重く大きい機材だと今までの撮影スタイルが維持出来ないので、必然的にミラーレスを選択する事に。

マイクロフォーサーズ以外であれば、フルサイズは重量・価格の両面で許容出来無いので選択肢から外れてしまいますがAPS-C機だとそれ程重量差が無いので、今一番勢いがあるソニーのEマウントへの乗り替えを前提に、ボディ+超広角~望遠ズームの機材一式で価格・寸法・重量面でマイクロフォーサーズとの比較をしてみました。
※室内撮りする用途で使う事も踏まえ、レンズは全域F2.8通しな型番を選択しています。

Eマウント機材一式(ボディ+全域F2.8通しレンズ)
品名・型番執筆時点
新品価格
寸法(mm)重量(g)
α6600 ILCE-6600 ボディ149,118120×66.9×69.3418
FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM231,34688.5×121.6680
FE 24-70mm F2.8 GM SEL2470GM213,92387.6×136886
FE 70-200mm F2.8 GM OSS SEL70200GM253,32588×2001,480
システム合計‭847,712‬3,464‬
マイクロフォーサーズマウント機材一式(ボディ+全域F2.8通しレンズ)
品名・型番執筆時点
新品価格
寸法(mm)重量(g)
OM-D E-M1 Mark II ボディ140,555134.1×90.9×68.9498
M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO119,92078.9×105.8534
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO81,56769.9×84382
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO140,36879.4×160760
システム合計‭482,410‬2,174‬
検討結果

結論としては、センサーサイズ差から来る、特に暗い場面における画質面での優位性、オリンパス機の様に迷う事が殆ど無いAF精度など非常に魅力的に感じる部分があるものの、何より機動性を優先する我が家の機材選びの基準とマッチしないため乗り換えには至りませんでした。

乗り換えなかった理由

一番のネックはやはり重量。
ボディ単体ではAPS-C機だとそれ程重量差がありませんが、組み合わせるレンズ、特にズームレンズだと倍近い重量差になる事がネックとなり、システム合計では3kgオーバーとなる事が判明!

一番多用する標準ズームとの組み合わせで1.3kgある点も、今のEM-1+12-40mmレンズの組み合わせ(825g)ですら妻が「重いっ!!」と不満を漏らす事を踏まえると、現状比で500gの重量増は非常に厳しいものがあります。

実際に持ち出す際は当然機材以外の持ち物の重量も考慮しないといけませんし、複数日に渡るロングドライブをしつつ、撮影の都度重い機材を抱えて撮影に励む事を考えると、経験上、初日は乗り切れたとしても、2日目以降は妻だけでは無く私も徐々に撮影する事が億劫になる事必至です・・・。

また価格面においても、ボディ単体ではそれ程差がありませんが、レンズが非常に高価なので、全て中古で揃えたとしても、我が家の金銭感覚では、とても気楽に楽しむ趣味に対して出せる金額ではありませんでした。

新しいボディとレンズの導入プラン

検討の結果、今回も購入する事に決めたオリンパスのボディとレンズ。
こちらは全域F2.8通しで揃えた場合であっても、超広角~望遠まで全てのレンズを負担に感じる事無く持ち歩ける重量に収まりますし、一番多用する標準ズームとの組み合わせでは現状比50gアップに留まるので妻も許容してくれました。

寸法面においても、レンズが非常にコンパクトなため、大型なカメラリュックでは選択肢が少ない、普段使いも出来るデザインなカメラリュックが選べる点も、ファッション性を重視する我が家にとってはポイントが高いです。

価格面に関しては、フルサイズやAPS-Cに比べ安価なマイクロフォーサーズと言えども、さすがに一気に揃えるのは金銭的に厳しいので(思い付きと勢いで買える金額ではありません・・・)、まずはボディだけ購入して手持ちのレンズで使い込んでみて、得られる画に不満を感じた時点で、求める表現の優先順位に応じてレンズを買い足す事にしました。

購入するボディについては、オリンパス機だと今使っているEM-1より上位に位置付けられる機種はE-M1XとE-M1 Mark IIの2機種になりますが、E-M1Xだとフルサイズ機並みの価格と重さで我が家の求める用途に合わないので、OM-D E-M1Xの登場で相場が下落傾向にあったOM-D E-M1 Mark IIを購入する事に決めました。

ファーストステップとしてボディを購入しました!

決断したら即行動する人間なので、検討を終えると早々にボディを購入しました!

OM-DはE-M10~EM-1と2台続けて使っているので、「新しいカメラを買った!」感が少ない、パッと見では見分けが付かないパッケージはちょっと残念に感じる所ですが・・・
パッケージが欲しくて買った訳では無いので気にせず開封(笑)


見た目のサイズ感が歴代でどれだけ違うのか気になったので、手持ちのボディを並べてみました。
※左からE-M1 Mark II、E-M1、E-M10。スマホカメラで撮ったので画像が荒いです・・・

ボディ単体の大きさとしてはE-M1比では余り違いを感じませんが、さすがにE-M10比だと(これでも一眼としてはコンパクトな部類ですが)大きく感じます。
この記事を執筆するにあたり、改めて各機種とレンズの重さをチェックしたのですが、画像のE-M10とM.Zuiko 25mm F1.8単焦点の組み合わせだと、E-M1 Mark IIボディ単体より軽い(350g+135g)事に気付き、とても驚きました!

E-M10は画質や手振れ補正の性能面でメインとして使う事は無くなりましたが、ロードスターに作った雲台にマウントしてのタイムラプス撮影など、手持ちの機材で最も軽量・コンパクトであるメリットを活かした使い方での需要があるので、3台体制になっても手放さずに使い続ける予定です。

新しいボディ用のSDカードも購入しました

E-M1 Mark IIではE-M1比で連写枚数が増えた事と、SDカードにUHS-II規格の物が使える様になったので、せっかくの連写性能を活かす為にUHS-II規格のSDカードも購入しました。

性能面を重視してサンディスク製を選びたい所でしたが、近い将来にボディ以外にも大物購入が控えているので、一番安価なトラセンド製を購入しました。
安価と言えども流石はUHS-II規格のSDカードだけあって、今まで使っていたUHS規格では無いClass10のSDカードと比べると、リード・ライト共に段違いの性能です!

またE-M1には無かった装備として、Mark IIでは待望のダブルスロット構成になりました。
ダブルスロットの使い方としては同じ規格の2枚のSDカードでの運用(ハードディスクで言うところのミラーリング)が望ましいと思われますが、設定次第で平常時はスロット1のみ書き込みとし、スロット2についてはスロット1の書き込み失敗時のみ実施する事が出来る様なので、UHS-II規格のSDカードは取り敢えず1枚だけ購入する事にしました。

早速新しいボディを連れ出してみました

幸い手元にボディが届いた日は良い天気だったので、早速新しいボディを試すべく撮影ドライブに連れ出してみました。
※画像はいずれもJpg撮影した物を800*600へリサイズしています。


E-M1Mk2(M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO)
焦点距離:14mm 絞り値:f/8 露出時間:1/4000秒 ISO感度:200


E-M1Mk2(M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO)
焦点距離:31mm 絞り値:f/8 露出時間:1/250秒 ISO感度:200


E-M1Mk2(M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO)
焦点距離:40mm 絞り値:f/2.8 露出時間:1/3200秒 ISO感度:200

最初の3枚は、E-M1 Mark IIで使える様になった”ハイレゾショット”の威力を確かめてみたショット。
まともにマニュアルを見ずに連れ出したので、Jpgでしか記録されていないというオチが待っていましたが、今まで使っていたEM-1と比べ、有効画素数の増加以上に解像感が上がったのは勿論、ノイズもかなり低減されていて、無印からMark IIへの進化を実感しました。

こちらは3枚目のショットより、ヘッドライト部分を切り出した画像。

E-M1では絶対に描写し切れない、ヘッドライトユニットに小さく刻印されたメーカー名・型番をクッキリと捉えていてちょっとビックリ。
ストレージの容量を圧迫する点(通常撮影比で3~4倍のデータサイズ)や、三脚の使用が必須(E-M1Xでは手持ち撮影可能)であるため使う場面に制限がありますが、高解像なM.Zuiko PROレンズの能力をより引き出した撮影が出来るので、撮影シーン次第では有効活用出来そうです。

ハイレゾショットとは

美術品や風景など、より高解像の写真が求められるシーンの撮影に適した機能です。
0.5ピクセル単位でセンサーを動かしながら、8回撮影した画像をもとに50Mセンサー相当の高解像写真を生成します。
撮影には解像力の高いM.ZUIKO PROやM.ZUIKO PREMIUMレンズを使うことで、より高い効果を得ることができます。
新画像処理エンジン TruePic VIIIにより、被写体の動きによる画像の乱れを効果的に抑制できるようになりました。ファイル容量を抑えた25Mセンサー相当での撮影も可能です。

出典:オリンパス株式会社(OM-D E-M1 Mark II製品特長ページ)

通常撮影時においても、EM-1と比べハイレゾショットショットの時と同じく有効画素数以上に解像感が上がったのは勿論、ノイズもかなり低減されています。
また、明暗差の大きなシーンでの階調表現が改善されており、後日RAW撮影した際の感想になりますが、EM-1での撮影した際と比べ、現像時の段階で調整する要素が格段に減りました。

まとめ

撮影画像で述べた感想の通り、ボディが変わった事で得られた性能面での進化によって、現像段階で調整する要素が格段に減った事からも、”今までと同じレンズであっても”冒頭で述べた「表現したい画」に近付いた事を実感しました。
より手にフィットするグリップ感、完璧では無いものの許容出来る速さと精度になったAF、連写時の視認性が向上したEVF、操作しやすくなったボタンとダイヤル配置等々、得られる画以外の面においても満足しています。

その反面、私の撮影レベルでも、手持ちのPROレンズ以外での撮影ではボディの性能を活かし切れていない印象を受けました。
もう暫く手持ちのレンズで撮影を続けてみようとは思っていますが、ボディの性能がスポイルされては態々購入した意味が無いので、特に望遠域のレンズについては買い替え必須になりそうです。

EM-1ですら使いこなせていない撮影機能がある中でのMark II購入で、投資した金額分のリターンを得るには更なる精進が求められそうですが、ボディ単体では50g程度しか重量が増えていない事や、寸法の拡大が無視出来るレベルであった事もあって、実際の使用において今まで通り「旅先でふと気になる景色を見付けた時でも躊躇う事無く撮影する気になる」機動性を持ち合わせている事を確認出来たので、この先当面の間は我が家のメイン機として活躍してくれそうです。

 

今回購入したカメラはこちら

 

より軽量コンパクトを重視するなら、E-M5 Mark IIIがお勧めです!

E-M1 Mark IIほどの高機能を求めていないのであれば、今ならより軽量コンパクトなE-M5 Mark IIIと言う選択肢も増えたので、我が家の様に絶対的な画質より機動性を重要視する方にとっては、カメラの軽量コンパクトさをスポイルしない写りの良いレンズが揃っているマイクロフォーサーズは非常にお勧め出来るカメラだと思います。

一眼で綺麗な写真が撮りたいけど、重たいし嵩張るのががちょっと・・・と購入を躊躇っている方も、ぜひこれを機に、軽量コンパクトなオリンパスのカメラとレンズで一眼デビューしてみては如何でしょうか?