伊丹空港周辺で楽しむ飛行機撮り・愛車撮り(Part1 伊丹スカイパーク)

伊丹空港周辺の撮影スポット
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伊丹空港周辺のビュースポットを巡りながら、飛行機撮り・旅客機と愛車のコラボショット撮影を楽しんで来ました。

オリパスのテレコンバーターレンズMC-20を購入し、気軽に超望遠撮影が楽しめる環境を手に入れた事をきっかけに始めた飛行機撮り。

一般的にマイクロフォーサーズ機では苦手とされる飛行機などの動体撮影ですが、初代E-M1比で格段に追従性が向上したE-M1 MARK2のAF性能に助けられ、予想以上に飛行機撮りも楽しめる事を実感した事で、色んなロケーションで飛行機撮りしてみたくなり、伊丹空港(大阪国際空港)周辺のビュースポットを巡りを楽しんで来ました。

ビュースポット巡りの目的

今回のビュースポット巡りの目的は大きく3つ。

  • 飛行機撮りさん定番の千里川土手以外のビュースポットを巡る
  • 旅客機と愛車のコラボショットが撮れる場所を開拓する
  • 千里川土手で撮る飛行機写真とは全く異なる画角・構図で撮影出来る場所を開拓する

結果として全ての目的を達成する事が出来た、非常に満足度の高いビュースポット巡りになりました。

「伊丹スカイパーク」で撮る、ダイナミックな旅客機の離着陸シーンと愛車とのコラボショット

E-M1MarkII f/2.8 1/40sec ISO-4000 90mm

千里川土手以外のビュースポット巡りで最初に訪れたのが、伊丹空港に隣接する伊丹スカイパーク。

【住所  】伊丹市森本7丁目1-1
【開園時間】9:00~21:00 ※4月~10月の土日祝は7:00~21:00
【休園日 】年中無休
【駐車料金】20分/100円
【URL  】http://www.city.itami.lg.jp/skypark/

 

伊丹スカイパークは、主に空港周辺地域への騒音軽減を目的として兵庫県と伊丹市によって整備され、平成20年にオープンした、滑走路の西側1.2Kmに渡って隣接する公園。
園内に整備された遊歩道・展望台(駐車場)から、旅客機が離着陸するダイナミックな景色を間近に見る事が出来ます。

旅客機と愛車のコラボショット撮影は南側駐車場がお勧め

E-M1MarkII f/2.8 1/200sec ISO-800 79mm

伊丹スカイパーク(丘の上駐車場)で撮影した旅客機と愛車のコラボショット

駐車場は3ケ所(北・中央・南)にありますが、駐車場毎に入り口が異なる(駐車料金の精算が別々)ので注意が必要です。

いずれの場所からも旅客機と愛車のコラボショットが撮れますが、南側にある丘の上駐車場が一番余計な要素が入り込まずに撮影出来てお勧めです。

スカイパーク南側で撮る旅客機の着陸シーン

E-M1MarkII f/9 1/20sec ISO-800 150mm

伊丹スカイパーク(丘の上駐車場)で撮影した、着陸する旅客機が接地する瞬間を狙った流し撮り
強力な手振れ補正を誇るE-M1 MARK2と言えども、さすがに飛行機撮り初心者には1/20が限界でした(笑)

 

スカイパーク南側は着陸する旅客機の接地ポイントが近く、着陸シーンをアップで撮影する際にそれほど焦点距離を必要としません。
その為、望遠撮影時に起きやすい手ブレの影響を余り気にする必要が無いので、(私の様な)飛行機撮り初心者でも、積極的にシャッタースピードを落としたダイナミックな流し撮り撮影が楽しめます。

E-M1MarkII f/2.8 1/80sec ISO-6400 85mm

高感度耐性が弱いマイクロフォーサーズではありますが、流し撮りに限っては、撮影で使用した開放F値が明るい望遠レンズを使えば、日没後でもそれなりに飛行機撮りを楽しむ事が出来ました。

市街地のビル群とコラボした都市空港ならではの夜景

E-M1MarkII f/8 2sec ISO-800 40mm

伊丹スカイパークでは飛行機撮りも勿論お勧めですが、夕景や夜景撮影もお勧め。

特に日没後は、市街地のビル群をバックに滑走路を照らし出す色とりどりの誘導灯とターミナルビルの街灯が作り出す、日中とはまた違った都市空港ならではの煌びやかな夜景が楽しめます。

E-M1MarkII f/2.8 1/8sec ISO-800 40mm

滑走路の誘導灯をバックに愛車撮影した一枚。

伊丹空港ならではの夜景は、パーク内いずれの場所からでも楽しめますが、個人的には滑走路や長秒露出で着陸する旅客機をバックに愛車撮影出来る、南側からの景色がお勧めです。

 

ビュースポット巡りでの夜景撮影で実感した、E-M1 MARK2の手振れ補正性能

 

今回のビュースポット巡りでの夜景は全て手持ちで撮影しましたが、広角~標準域の画角で2・3数秒程度の露出時間であれば、初代E-M1比で更に成功率が向上している事を実感しました。
初代E-M1でも強力な手振れ補正の恩恵を感じる場面が多かったですが、MARK2では更に手持ち撮影でこなせる撮影シーンが増えそうです。

 

最近発売されたMARK3では、MARK2比で更に1段分強化されているので、更に手持ち撮影での露出時間が稼げそうですね。

 

スカイパーク北側で撮る旅客機の離着陸シーン

E-M1MarkII f/6.3 1/125sec ISO-64 120mm

先程紹介した南側からでも一応離陸シーンは撮影出来ます。
ただ、相応の大きさで撮るには超望遠なレンズが必要になりますし、アングルの自由度も無いので、積極的に離陸シーンの撮影を楽しみたいのであれば、素直に北側まで移動しましょう(笑)
※スカイパーク南側から旅客機を相応のサイズでズームしようとすると、テレコン装着時の35mm換算600mmでも焦点距離不足を感じました。。。

パーク内は遊歩道沿いに売店や休憩スペースが整備されており、空港の景色を眺めつつ散歩を楽しむには最適なので、飛行機撮りついでの運動不足解消にはとてもいい場所です。

スカイパークの北側駐車場から歩いてすぐの場所にある「大空の丘」。
この場所からであれば、35mm換算で200mm程度の焦点距離でも充分に寄せた構図で旅客機の離陸シーンを撮る事が出来ます。
晴れた日の夕方に訪れると、夕日に照らされる旅客機の美しい機体を眺める事が出来るので、特にお勧めです!

E-M1MarkII f/2.8 1/50sec ISO-800 150mm

また、この場所からであれば、着陸時と同じくアップで撮影する際にそれほど焦点距離を必要としませんので、積極的にシャッタースピードを落としたダイナミックな流し撮り撮影が楽しめます。

E-M1MarkII f/2.8 1/40sec ISO-3200 150mm

更にスカイパーク北側では、市街地のビル夜景をバックにA滑走路へ着陸する旅客機を構図を取る事が出来るので、千里川土手からの構図とはまた違った、都市空港ならではのダイナミックな着陸シーンを撮影出来ます。

その他の伊丹スカイパークで撮った写真

まとめ

大きく3つの目的を掲げて巡って来た、伊丹空港周辺のビュースポット。

伊丹スカイパークでは都市空港ならではの煌びやかな夜景と共に、至近距離で旅客機の離着陸シーンを見れるビュースポットならではの、ダイナミックな飛行機撮りを楽しむ事が出来ました。

また、旅客機と愛車とのコラボショットが撮れる場所としても、非常に素晴らしいロケーションである事を実感。
これほど間近で旅客機と愛車とのコラボショットが撮れる場所は全国的にも珍しい様なので、我が家の様に「愛車のある景色」を撮る事が好きな方には、特にお勧めしたい撮影スポットです!

 

Part2に続きます

 

今回のビュースポット巡りでの撮影に使った機材はこちら。
軽量コンパクトで機動性に優れる上に、プロ写真家からも絶対的な信頼を得ている防塵防滴・耐寒性能と手振れ補正機能を持つボディとレンズのお陰で、シーンを選ばず写真撮影を楽しめます!