岡山の瀬戸内に広がる景色を巡る旅(Part7 倉敷・福山・尾三地域編2)
少し冬らしい寒さが感じられる様になった2月上旬、温暖な地でオープンドライブを楽しもうと、岡山(備前・備中)の瀬戸内沿いを旅して来ましたが、日程の都合で立ち寄れなかった場所があったので、2月下旬に再び旅して来ました。
旅の目的
今回の旅の目的は大きく5つ。
- 春の訪れを感じる場所に立ち寄りたい(Part4で達成)
- もう少し標高の高い場所から、瀬戸内の多島美を眺めたい(Part4で達成)
- 夕暮れ時の王子が岳に訪れて、夕日と夜景を眺めたい(Part5で達成)
- 水島の工場夜景を眺めたい
- 「カキオコ発祥」のお店でカキオコを食べたい
先日は1泊2日で時間に余裕が無かった反省を踏まえ、今回は2泊3日で旅しました。
結果として、前回立ち寄れなかった場所は勿論、サプライズな景色にも出会えた、非常に充実した旅となりました。
広島ならではのカープソースが美味しい!三原のお好み焼き屋さん
竜王みはらしラインから、しまなみ海道の島々を望む景色を楽しんだ後は、この日一緒にドライブを楽しんだお友達の案内で、三原市内のお好み焼き屋さんで昼食を頂きました。
【住所 】広島県三原市本郷南5丁目12-28
【電話番号】0848-86-3149
【営業時間】11:00~14:00、16:30~20:00
【定休日 】水曜日
とてもリーズナブルな価格で、美味しいご当地のお好み焼き(モツ玉、のしいか玉)が頂けるお店です。
広島のお好み焼きと言えば、今や全国区となったコクと甘さが特徴的なオタフクソースが使われているイメージが強かったのですが、こちらのお店で使っていたのは少しスパイシーさが特徴的な、その名も「カープソース」。
帰宅後に知りましたが、広島には他にも色々なソースメーカーからお好みソースが販売されており、地域によって違う具材が楽しめるのと共に、同じお好み焼きでも、店によって使われているソースの違いも楽しめる様です。
一口に「広島のお好み焼き」と言っても奥が深いですね!
福山・尾三地域で楽しむ、造船所のある景色
県道389号線からの瀬戸内沿いの眺め
この辺りにドッグを構える常石造船は地方に拠点を置く企業ながら、世界でも有数の建造規模と技術力を誇る造船会社だそうです!
三原でお好み焼きを頂いた後は、尾道~福山の海沿いをドライブ。
この辺りは対岸の松山と同じく多くの造船所があり、ドッグに停泊中の大小様々な船舶が間近で見られて、船好きには堪らない場所です。
ドッグの反対側には内海大橋で本州と繋がる田島方面の眺め。
この後、田島に渡り内浦山の山頂へ立ち寄りましたが、帰宅後にGoogleマップで確認すると、ちょうど内海大橋に掛かる2つのアーチの中間辺りでした。
福山・尾三地域で楽しむ、山頂からの景色
内浦山山頂からの眺め
写真中央辺りに写っているのが、田島に渡る前に景色を眺めた常石造船のドッグです。
造船所を一望出来る景色を眺める事が出来るとは思ってもみなかったので、サプライズな景色に出会わせてくれたお友達に感謝です!
内海大橋を渡り、狭い山道を10分ほど登ってやって来たのは、田島の内浦山山頂にある内浦憩いの森公園。
公園がある内浦山の標高は202メートルとそれ程高く無いですが、内海大橋と県道沿いに点在する常石造船所のドッグが一望出来る見事な眺め!
沼隈半島の沖合いにある田島の内浦山山頂にある公園。
沼隈半島から田島へは、1989年に開通した内海大橋でアクセスする事が出来ます。
山頂へのアクセスは、県道385号から山頂へ向かう道に入って以降は離合困難かつ見通しの悪い道が続くので、スピードの出し過ぎには要注意です!
望遠で撮影出来る機材を持参していたので、山頂から直線距離で3Kmほど離れたドッグに停泊中の大型船を切り取ってみました。
※宇品にも停泊した事がある大型の車両運搬船「LEO SPIRIT」が補修を受けていた様です。
広角では「何の船だろう?」というレベルでしか映っていませんでしたが、換算600mmで撮影すると、船の特徴はもちろん、船名までハッキリと読み取れてビックリ!
既に伊丹の飛行機撮りで実力の一端を感じていましたが、改めてその凄さを実感しました。
内浦山山頂からの眺め
雑草が邪魔でしたが、せっかくなので愛車も入れた一枚も撮ってみました。
春は桜と共に景色を眺める事が出来る様なので、また訪れてみたい場所だと感じました。
その時は、邪魔な雑草が刈り取られていると良いですね(笑)
福山・尾三地域で楽しむ、眺望の良い観光道路からの景色
グリーンライン展望台からの眺め
この日は内海大橋を3ケ所から眺めたドライブになりました。
山頂からの眺めを楽しんだ後は、倉敷方面へ戻る途中に眺望の良い観光道路(福山グリーンライン)をドライブして、展望台からの景色を楽しみました。
県道251号線(福山グリーンライン)とは
1970年に沼隈半島東側(福山市鞆町後地~福山市水呑町の約14Km)を結ぶ区間に作られた観光道路で、開通当初は有料道路として供用されていました。
沼隈半島の標高300メートル以上の尾根沿いを通っており、鞆の浦や福山市街、周辺の島々を見渡せる見晴らしの良い道となっています。
この道路、元々観光道路として整備されていた事もあって、適度なカーブとアップダウンが続く楽しいワインディングロード。
楽しくてついアクセルを多めに踏みそうになる、とても危険な道です(笑)
※実際走ってみると、過去には暴走行為が原因で2輪車が通行止めになった歴史があるのも頷けました・・・。
また、途中に何箇所もの公園や駐車場などの眺望を楽しめる場所が整備されており、日の出・夕日スポットとしても人気の場所です。
今回は写真を撮った展望台以外では景色を楽しむ時間が無かったので、この辺りを再訪する機会があれば、是非じっくりと展望台からの眺望を楽しんでみたいです。
倉敷の夜景を満喫!(水島展望台からの工場夜景)
日没のタイミングで倉敷市内へ戻って来てからは、「水島の工場夜景を眺めたい」目的を達成しようと、鷲羽山スカイラインの水島展望台を訪れました。
【住所 】岡山県倉敷市呼松
【駐車場】4台
無料で走行出来る鷲羽山スカイラインにある水島展望台からは、岡山県で最も有名な夜景スポットであり、夜景100選にも選ばれた水島コンビナートの夜景を一望出来ます。
スカイライン沿いにある駐車場のすぐ目の前が展望台なので、夜間でも行き易い場所ですが、カーブの途中にあるため、スピードの出し過ぎには要注意です!
人気の夜景スポットという事もあり、滞在中も夜景観賞する人が頻繁に訪れていました。
駐車場が少ない事もあり、週末は結構混雑しそうですね。
到着してから最初に撮影したのが、冒頭の広角での一枚でしたが、露出設定をミスってしまい、肉眼で見た感じより靄が掛かった感じになってしまいました・・・。
気を取り直して、今度はサブ機に付けた望遠レンズで思いっ切り絞って撮ってみました。
絞り過ぎて露出時間が長くなってしまいましたが、「眠らない工場夜景」のキラキラ感が出せて、ちょっと満足(笑)
今度はテレ端で炎を吹く煙突?をアップで撮ってみましたが、今度はタイマー撮影し忘れていて思いっ切りブレてました・・・。
今回はリサーチ不足で「愛車のある工場夜景」を撮る事が出来なかったので、リベンジしてもっと「肉眼でみたイメージに近い一枚」を撮りたいですね。
倉敷の夜景を満喫!(鷲羽山展望台からの愛車のある夜景)
鷲羽山展望台での一枚。
原色コンビは夜景でも映えます!
この日のドライブ旅の締め括りは、前回も訪れた鷲羽山展望台へ。
前回の旅で撮れなかった「ライトアップされた瀬戸大橋のある愛車夜景」を撮ろうと思っていましたが、残念ながら、この日はライトアップ未実施日でした。
思い描く一枚が撮れなかったので、少しでもイメージに近づけようとRAWデータを調整してみましたが・・・
ライトアップっぽく仕上げるには限界がありますね(笑)
こちらも水島展望台とセットでリベンジ確定です!
Part8へ続きます