岡山の瀬戸内に広がる景色を巡る旅(Part6 倉敷・福山・尾三地域編)
少し冬らしい寒さが感じられる様になった2月上旬、温暖な地でオープンドライブを楽しもうと、岡山(備前・備中)の瀬戸内沿いを旅して来ましたが、日程の都合で立ち寄れなかった場所があったので、2月下旬に再び旅して来ました。
旅の目的
今回の旅の目的は大きく5つ。
- 春の訪れを感じる場所に立ち寄りたい(Part4で達成)
- もう少し標高の高い場所から、瀬戸内の多島美を眺めたい(Part4で達成)
- 夕暮れ時の王子が岳に訪れて、夕日と夜景を眺めたい(Part5で達成)
- 水島の工場夜景を眺めたい
- 「カキオコ発祥」のお店でカキオコを食べたい
先日は1泊2日で時間に余裕が無かった反省を踏まえ、今回は2泊3日で旅しました。
結果として、前回立ち寄れなかった場所は勿論、サプライズな景色にも出会えた、非常に充実した旅となりました。
渋川海岸・王子が岳の朝景
2日目の朝は、早朝の渋川海岸からの朝景鑑賞からスタート。
日中とは違って行き交う船も少なく、とても穏やかな雰囲気の渋川海岸を散策しつつ、日の出が近付くにつれ、少しずつ朝日色に染まる景色を楽しみました。
人出の少ない早朝であれば、景色を眺めながらのんびりと過ごせておススメです。
渋川海岸からの朝景を楽しんだ後は、王子が岳山頂へ移動して日の出鑑賞。
日の出間際に到着したので駐車場から眺める事になりましたが、より海に近い絶壁まで行けば、朝陽にキラキラと照らされた海が広がる、更に素晴らしい朝景を楽しめそうです!
王子ヶ岳からの日の出をバックに撮った一枚。
前泊で訪れていた方が、熱心に日の出撮影に励んでいました。
王子が岳は日の出スポットとしても有名な様で、前日に夕景・夜景を見に訪れた時と同じく、この日も早朝から他府県ナンバーの車が訪れていました。
倉敷・笠岡の海沿いドライブ 県道47号(倉敷長浜笠岡線)
沙美海岸でのショット。
強烈な逆光だったので補正多めです…
王子が岳から日の出を眺めた後は、倉敷市街を抜け、海沿いの県道47号線をドライブして福山方面へ。
今回の旅では広島まで足を延ばす予定が無かったので、サプライズな景色に出会う事が出来ました!
福山方面へ向かう途中に立ち寄った、沙美海岸での眺め。
県道47号線の海沿いは、水島工業地帯を望む場所だけに綺麗な景色は期待していませんでしたが、日本の渚百選にも選ばれている、岡山県下では有数の海水浴場である沙美海岸では、綺麗な砂浜のある景色を楽しめました。
沙美海岸は海岸越しに水島工業地帯を眺める事が出来るので、水島展望台とは違った表現で工場夜景撮影出来そうですね。
青佐鼻海岸からの眺め。
福山方面へ向かう途中、少し離合に苦労する区間があるものの、全般的に交通量も少なく、海岸や展望台から瀬戸内の景色を楽しみながらドライブ出来る快走路でした。
道の駅笠岡ベイファームにある菜の花畑で感じた、春の訪れ
県道47号から国道2号線に入った後は、福山市へ向かう途中にある道の駅笠岡ベイファームへ立ち寄りました。
笠岡ベイファームは笠岡湾干拓地に作られた道の駅で、笠岡周辺で獲れた農産物・海産物などの物販やグルメが楽しめるのはもちろん、道の駅周辺の広大な農業用地(ベイファーム)では、四季を通じて様々な花が楽しめる撮影スポットになっています。
【住所】 岡山県笠岡市カブト南町245−5
【TEL】0865-67-6755
【営業時間】9:00~18:00
【定休日】年始
ベイファームでの一枚。
5ヘクタール程の広さがあり、とても見応え・SNS映えする菜の花畑でした!
訪れた日は、少し見頃には早かったですが畑一面に菜の花が咲いていたので、愛車と一緒に写真撮影してみました。
花畑がある農業用地(ベイファーム)は見晴らしの良い干拓地の中にあり、余分な要素が映りこまないアングルで四季の花と愛車撮影出来るので、とても良い撮影スポットです。
福山・尾三地域で楽しむ景色(竜王みはらしライン)
三原市(国道185号線沿い)にて。
広島県に入ってからは、福山市街を経由して三原市の海沿いを走り、竜王みはらしラインへ。
この辺りは、しまなみ海道の島々を望む景色が非常に素敵で、何往復もしたくなりました(笑)
竜王みはらしラインとは?
瀬戸内海国立公園区域内にある、標高445メートルの竜王山へのアクセス道。
みはらしラインの途中には5つの展望駐車場があり、眼下に広がる因島方面の景色を楽しむ事が出来ます。
また、竜王山山頂からの眺めはメディアで度々取り上げられており、春先の桜と瀬戸内の多島美とのコラボは絶景です!
竜王みはらしライン(第3展望駐車場)からの眺め
眺望だけで言えば、より標高の高い竜王山山頂からの眺めには叶わないですが、山頂で撮れない「愛車と多島美とのコラボ写真」を撮れるので、愛車撮影好きな方にはおススメの撮影スポットです。
【旅での出来事】500,000Km走ったNCロードスター!
500,000Kmを刻んだオドメーター
一般的なドライバーであれば一生分に当たるかも知れない距離を一台で走っただけでも凄いですが、大きなトラブルに見舞われなかった事も凄いです!!
今回の旅では、同じNCロードスターに乗るお友達 (instagramの @winnigbluemiata さん)の500,000Km達成!という一大イベントに立ち会って来ました。
14年2ヶ月の間、大きなトラブルも無く無事に50万Km走ったNCロードスター。
エンジンブロックがアルミ化された事で、登場時にNA・NBと比べ耐久性に劣るのでは?と噂されたMZRエンジンですが、機関廻りは勿論、足回りや電装系に関しても、定期的なメンテ以外ノートラブルだったそうで、正に「名馬」ですね!
目指せ100万Km!!
Part7へ続きます