【向日葵色のロードスターで行く】北陸の桜を愛でる旅(Part.2 千里浜の夕景と金沢の夜桜鑑賞)

2021春 北陸の旅
この記事は約10分で読めます。

福井・石川の桜を愛でる旅(Part.2 千里浜の夕景と金沢の夜桜鑑賞)

過去最速で開花宣言が続出した今年の桜シーズン。
週末の天気が安定しない事も重なって近場で桜を楽しむタイミングを逃したので、旅行も兼ねて少し足を延ばしてみようと、今までロードスターでお花見ドライブした事が無かった北陸の桜スポットを巡るドライブ旅に出掛けて来ました。

旅の目的

今回のドライブ旅の目的は大きく3つ。

  • 来年も訪れたくなる様な、お花見スポットを開拓する。
  • 人混みを避けつつ、お花見ドライブと写真撮影を楽しむ。
  • 北陸ならではのグルメを楽しむ。

今回も目的だけ決めて、後は当日の天候次第で目的地を決める行き当たりばったり旅になりましたが、ドライブだけでなく観光もグルメも楽しめた、例年に無く充実したお花見になりました。

千里浜なぎさドライブウェイの夕景

E-M1 f/2.8 1/1600sec ISO-200 106mm

福井・石川を北上しつつ、お花見スポット開拓を兼ねたドライブを楽しんだ後は、夕景を見ようと千里浜なぎさドライブウェイへ。

 

石川県羽咋市千里浜町(はくいしちりはままち)から羽咋郡宝達志水町(ほうだつしみずちょう)に至る約8キロメートル海岸は、この海岸特有のきめ細かい砂のお陰で日本で唯一、そして世界的にも珍しい普通の車で走れる砂浜となっており、「千里浜なぎさドライブウェイ」の名称で無料で通行する事が出来る、全国からドライブ好きが集まる観光スポットになっています。

一部区間で海岸が消失してしまったため、2021年2月より通行規制が行われていますが、訪れた時点(2021年3月27日)では一部区間(千里浜IC~千里浜北口の約1km)で通行可能でした。

この日は午後から曇が優勢な空模様になってしまい、前回訪れた時の様な素敵な夕陽を眺める事は出来ませんでしたが、雲の隙間から僅かに差し込む夕陽が見せる色と変化がとても印象に残る景色を楽しめました。

E-M1MarkII f/5.6 1/80sec ISO-200 45mm

途中からは友人と合流して、千里浜の夕景をバックに撮影会。
日没に向けて刻一刻と海と空の表情が変化して行くので、お互い会話もそこそこに、夢中になってシャッターを切ってました(笑)

E-M1 1/500sec ISO-200

この日の夕景撮影で一番のお気に入りになった一枚。

メイン機として使っているE-M1 MARKiiと微妙に操作系が違ったり、MARKii比で低照度下で得られる画に若干不満を感じる事があり、日中限定で使う機会が多くなった初代E-M1ですが、Voigtlander NOKTON 10.5mm F0.95との組み合わせだと、このレンズでしか出せない独特の画が満足出来るレベルで得られたので、もう暫くサブ機として活躍して貰う事になりそうです。

千里浜なぎさドライブウェイで撮影した「愛車のある夕景」
晴天の千里浜なぎさドライブウェイで見れる景色は?

晴天の千里浜なぎさドライブウェイに訪れた際の記事はこちら。
夕陽だけでなく、星空や満月の景色、朝焼けも楽しんで来ました!

 

 

安くて美味しくてボリューム満点な魚料理が食べられる「魚がし食堂」

Redmi Note 9S f/1.8 1/30sec ISO-118 4.74mm

千里浜なぎさドライブウェイの夕景撮影を楽しんだ後は、友人の案内で金沢中央市場前にある「魚がし食堂」さんへ。
中央市場前という立地もあり、どんな美味しい魚料理が食べられるのかと期待が高まります。

【住所  】 石川県金沢市西念4丁目14番地8号
【電話番号】076-213-5428
【営業時間】(昼)平日 11:00~14:30/土・日・祝 11:00~15:00、

(夜)17:00~21:30 (L.Oはいずれも閉店30分前)

【定休日 】水曜日

【コロナ対策】入店時の手指消毒の実施

 

人気店なうえに専用駐車場が無いため(店舗が並ぶ道沿いの路肩に駐車)時間帯によっては非常に混雑する様ですので、クルマで訪れる際は開店時間を狙った方が良さそうです。

E-M1 1/250sec ISO-200

メニュー表を見てまず驚いたのがその安さ!
他府県からの観光客が金沢で魚料理を食べようと考えた時、近江町市場などが思い浮かぶと思いますが(私もそうでした)、メニューによっては半値以下で頂く事が出来ます。

写真はお魚とサガリステーキ定食。
サガリステーキに地魚の刺身、カレイの煮付け、白身魚フライに小鉢3種と味噌汁、ご飯が付いて、たったの1,000円+税!
肝心な味の方も肉料理の飲食店も経営する卸会社直営だけあって、肉料理も魚料理も大変美味しく頂きました。
※因みにご飯は追加料金無しで大盛りに変更可能です。(写真は小盛り)

E-M1 1/320sec ISO-200

こちらはお刺身とのどぐろ定食(2,200円+税)

お魚とサガリステーキ定食のコスパには叶いませんが(笑)
のどぐろを刺身と焼きの両方で味わえるうえに、煮魚やサクサクの天ぷらまで付いているので、値段的にもなかなかの満足度。

テレビでも紹介された事があるだけあって行列待ち必至の人気店ですが、並んででも食べる価値を感じた、安くて美味しくてボリューム満点な魚と肉料理が食べられる、コスパ最高なお店でした!

桜シーズンの風物詩、金沢城と夜桜のライトアップ

E-M1 f/3.5 1/5sec ISO-400 45mm

食後は友人の案内で金沢城公園の夜桜を楽しむ事に。

金沢城公園と兼六園では、例年桜の開花宣言と共に1週間に渡って無料開放とライトアップを実施しており、金沢の桜シーズンの風物詩になっています。

兼六園の無料開放について

兼六園は通年で下記の時間帯無料開放されています。
※7時からの有料時間帯前にアナウンスがあります

(春季:03/01~03/31) 5:00~6:45

(夏季:04/01~08/31) 4:00~6:45
(秋季:09/01~10/30) 5:00~6:45

(冬季:11/01~02/28) 6:00~6:45

 

上記に加えて、例年桜の開花宣言より1週間の間は7:00~21:30の時間帯でも無料開放されており、更に日没から21:30までライトアップも行われています。

なお、金沢城公園については、3月中(令和2年度)は金・土・祝日前日に日没から21時までライトアップが行われていましたが、4月以降(令和3年度)は毎日日没から21:00までライトアップが実施されています。

 

E-M1MarkII f/0.95 1.3sec ISO-400 10.5mm

光芒が欲しくて少し長めの露出時間で撮ってみた一枚。

閉門時間30分前に訪れたお陰で混雑して無かった事もあり、短い時間ではありましたが、夜桜鑑賞しつつ色んなアングル・設定で夜桜撮影を楽しむ事が出来ました。

E-M1MarkII f/0.95 1/6sec ISO-800 10.5mm

菱櫓と夜桜を撮った一枚。
日本の城と桜の組み合わせは非常に絵になりますね!

菱櫓は東北新幹線の開業に合わせ復元された建物。
別途入場料が必要ですが内部を見学する事も可能で、当時の貴重な建築技法をパネル展示や模型で解説した展示などもあり、観光を兼ねて建築を学ぶにはとても良い場所です。

E-M1MarkII f/0.95 1sec ISO-400 10.5mm

狙ったかの様なタイミングで菱櫓の傍に月が昇っていたので、夜桜の切れ目から撮ってみた一枚。

夕方に訪れた千里浜(羽咋市)の方は分厚い雲に覆われてしまいましたが、金沢市内は少し星空も見える天気だったお陰で、夜桜と金沢城と月のコラボショットが撮れました。

E-M1MarkII f/2.8 1/4sec ISO-400 7mm

こちらはお堀の水面に映る夜桜と月とのコラボショット。

夜桜見物で撮りたい構図のイメージが全く出来て無かったので、その場の景色を見てから使うレンズを決めようと、手持ちのレンズを全部リュックに放り込んで散策しましたが、7mm~300mmが撮れる機材がリュックに収まるうえに、雨さえ降っていなければ思い付いたタイミングで躊躇無くレンズ交換出来るマイクロフォーサーズ機のフットワークの軽さを改めて実感しました。

E-M1MarkII f/4.5 10sec ISO-100 7mm

こちらは石川橋の上から夜桜とレーザービームを撮った一枚。
石川橋からの手持ち長秒撮影は花見客で橋が撓むので、強力なOM-Dの手振れ補正と言えども運次第な感じでした(笑)

今回は閉門間際の駆け込み鑑賞になってしまい一部分しか鑑賞する事が出来ませんでしたが、来年の桜シーズンは人出の少ない早朝も含め、じっくりと散策してみたいと感じた素敵なお花見スポットでした。

金沢城公園で撮影したその他の写真

金沢観光に便利なホテル「ザ・スクエアホテル金沢」

Redmi Note 9S f/2.2 1/30sec ISO-637 1.65mm

夜桜鑑賞を終えた後は、今回の北陸旅で利用したホテルへチェックイン。

カフェ、大浴場、ジムなどの充実した設備と至る所がお洒落かつ清潔な館内、アクセス面では金沢城公園、近江町市場、尾山神社まで徒歩数分で行ける立地の良さでありながら、休日大人2名でもツイン利用で1万円未満で宿泊可能と最高にコストパフォーマンスが良いお勧めのホテル。

設備面ではその他無料のレンタサイクルが用意されているので、春や秋などに金沢観光する際は、サイクリングがてら少し足を延ばしてみるのも良さそうです。

室内の設備面では加湿機能付き空気清浄機や備え付けのタブレット端末があったり、備え付けテレビのSTB(セットトップボックス)にミラーリング機能のメニューが付いるので、旅先で撮った写真を見返しつつソファで寛ぐなんて事が気軽に出来るので、今回の旅で持参していたChromebookを繋いで活用していました。

2名利用の場合、スーペリアダブルだと室内にバスが無い点には注意が必要ですが、この価格帯でありながらバス・トイレ別の造りになっているので、安価に宿泊したいけど出来ればユニットバスは避けたいと考える人にもとてもお勧め出来るホテルです。

 

Part.3へ続きます。