冬の福井・石川で海沿いドライブを満喫する旅(Part.2)
暖冬の影響で早くも本格的にスギ花粉の飛散が始まった2月下旬、花粉と黄砂を避けて快適にオープンドライブを楽しもうと、今までロードスターで訪れた事が無かった冬の北陸までドライブ旅に出掛けて来ました。
旅の目的
今回のドライブ旅の目的は大きく4つ。
- 人混みを避けつつ、海沿いの美しい景色を楽しみながらのドライブと写真撮影を楽しむ
- 冬の北陸ならではの景色をバックに愛車撮影を楽しむ(Part.1で達成!)
- 天候が良ければ一泊して日没後や夜明けの日本海の景色を楽しむ
- 北陸ならではのグルメを楽しむ
今回は目的だけ決めて、後は当日の天候と花粉情報次第で目的地を決めるという、今まで一番出たとこ勝負の行き当たりばったり旅になりましたが、天候に加え強運にも恵まれていた様でサプライズな絶景にも出逢えた旅になりました。
千里浜なぎさドライブウェイで眺める夕景
石川県入りした後は夕暮れ時に間に合いそうだったので、久々に千里浜なぎさドライブウェイの景色を楽しむ事に。
石川県羽咋市千里浜町(はくいしちりはままち)から羽咋郡宝達志水町(ほうだつしみずちょう)に至る約8キロメートル海岸は、この海岸特有のきめ細かい砂のお陰で日本で唯一、そして世界的にも珍しい普通の車で走れる砂浜となっており、「千里浜なぎさドライブウェイ」の名称で無料で通行する事が出来る、全国からドライブ好きが集まる観光スポットになっています。
一部区間で海岸が消失してしまったため、2021年2月より通行規制が行われていますが、訪れた時点(2021年2月末日)では一部区間(千里浜IC~千里浜北口の約1km)で通行可能でした。
有名な観光スポット、夕陽スポットなので休日は混雑しているイメージがありましたが、海岸が消失したニュースが大々的に報じられたお陰で「通行出来ない」と勘違いしている人が多かった様でそれほど混雑していなかったので、近くのホテルで一泊する事にして、夕暮れ時だけで無く色んな時間帯でじっくりと光と景色の変化を楽しみながら、千里浜なぎさドライブウェイの景色を楽しむ事に。
サンフラワーイエローはソリッドカラーではあるものの、受ける陽射しによって微妙に見せる表情が変化するので、いまだに眺めていてハッとさせられる時がある不思議なボディーカラーです。
風が強くてクルマもカメラも砂まみれになってしまいましたが、砂浜にギリギリの高さからのローアングル撮影を楽しんだり、ボディの側面に写る波打ち際の色合いが少しずつ向日葵色から黄金色に変化していく様子を眺めて、千里浜なぎさドライブウェイの夕景を楽しみました。
千里浜なぎさドライブウェイで眺めるマジックアワー
マジックアワーの時間帯に撮った、この日のベストショット。
図ったかのようなタイミングで飛んで行った飛行機がとても良い仕事をしてます!
この日は残念ながら水平線に沈む夕日を眺める事は出来ませんでしたが、とても素晴らしい夕景に出会う事が出来ました。
夕暮れ時の千里浜なぎさドライブウェイで撮った愛車とのコラボショット
千里浜なぎさドライブウェイで眺める夜景
日没後は急激に冷え込んで来たので、一旦ホテルへチェックインを済ませて防寒対策してから、再び夜の千里浜なぎさドライブウェイへ。
千里浜は西側一面に日本海が広がっていて光害の影響が無いため、まずまずの星空が楽しめるという事で楽しみにしていたのですが・・・訪れた日はスノームーンと呼ばれる満月の夜。
星撮りする事も考えてポータブル赤道儀も持参していましたが、フォクトレンダーを絞り開放で使うとISO-400ですら数秒で露出オーバーしてしまうコンディションだったので、全く活躍の場がありませんでした(笑)
こちらは志賀町の夜景も入れて撮ってみた一枚。
星空の写り具合は今一つでしたが、満月という強力なライティングのお陰で、夜空が写っているのに愛車と砂浜がクッキリと写っている不思議な一枚が撮れました。
満点の星空と天の川には出逢えませんでしたが、満月の夜ならではの夜景に出会えたので、ある意味幸運だったのかも知れませんね。
Part.3へ続きます。