NDロードスターRF試乗

愛車のトラブル
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先週末は故障と思われる症状でMyロードスターを入庫する予定があり、ディーラーへ行って来たので、

クルマをピットに預けている間、先週末に試乗車が入ったNDロードスターRFを試乗させて貰いました♪

試乗車はVSのATモデルなので、先日岡山国際で見たオプション付きのRSと違い、高輝度塗装された純正ホイールでした。
ただ、RFは全グレード17インチなんですね。

そう言えば、RSのBBSが格好良かったので幌車にもオプション設定されるのかな?と思い、中山主査に質問してみたのですが、17インチ化に伴いタイヤ外径が変わる事で、RFではスピードメーターを調整したそうで、保安基準的には問題無い範囲なのかも知れないが、メーカーとしてはオプション設定は行わないそうです。
なので、幌車で純正BBSが欲しい人は、マメにオークションや中古パーツ屋をチェックする事になりそうです^^


RF専用装備と言えば、VSに設定されたナッパーレザーのシートと同色の内装。


質感もそうですが、幌車のスポーティーさを感じさせるブラック内装とは異なり、落ち着いた大人のクルマな雰囲気を感じさせます。
趣味車として雰囲気を楽しみたいと感じている人も少なからずいるでしょうから、選択肢があるのは有難いですね。

これも幌車に流用出来ればなんて考える所ですが、高さの関係で幌車への流用が出来ないそうです^^;

担当営業氏が試乗に同乗する準備を進めている間、勝手にルーフの開閉を何度か試していたのですが、オープン・クローズ時に、微妙に速度を落としながらショックや音を出さない様、格納部へ収納 or Aピラーへと結合される制御といい、サイドウインドーの制御を含め、一連の動作が全自動になっていたりと、ルーフの機構は確実に進化していますね。
この点は正直羨ましく感じました。


試乗車は走行距離131kmのド新車。
さすがに気が引けて、試乗では4,000回転以上は回しませんでした^^


余りCX-3に乗る機会が無かった事もあり、最近マツコネさんのバージョンを気にして無かったのですが、いつの間にかOSバージョンが59まで上がったんですね。

試乗ルートは交通量が多い市街地の幹線道路と市道がメインだったので、余り多くの部分で幌車との違いを感じる事が出来ませんでした。
この点は、後日1日試乗が解禁された際にブレンボ付きのRSを連れ出して、じっくりと違いを感じてみたいです^^

ディーラーを出発し国道で加速を始めてまず気になったのが、オープン時の開放感…では無くてATの変速マナー。
幌車のATを試乗した時点ではCX-3の発注直後で、SKYACTIV-ATに体が馴染む前だったため気にならなかったのですが、今日の試乗では、変速時のヌルッとした滑り感といい、アップダウンの制御でギクシャクするシーンがあった点といい、アクセル操作に対する応答性といい、乗っていてSKYACTIV-ATな他のマツダ車では感じない感覚のズレ(違和感)があり、最後まで解消する事が出来ませんでした。。。
担当営業氏の説明では、SKYACTIV-ATとのロックアップ率の差は僅かとの事ですが、個人的にはマッタリ街乗り用途であっても、乗っていてこれ程違和感を感じては、ATを選択する理由は無いなぁ~と感じました。

そんな感じでいきなりネガな部分から入ってしまいましたが、一番気になっていたオープン状態での開放感は、普通に運転している分にはNCのRHTとの違いは殆ど感じず好印象♪
右左折時の巻き込み確認などで横から後方に向くと、ファストバック部分が視界に入って来て「絶壁感」を感じるのですが、オープン時はファストバックの中央部分は風が通り抜ける様になっている事もあり、事前に予想していた以上に普通にオープンドライブしている事を実感出来ました。

エンジンに関しては市街地走行でしたので、ガバッとアクセルを開けるシーンは無く流す程度でしたが、NCと同じく3,000回転程度回すだけで充分に流れをリード出来る余裕があって、エンジン性能面では明確に1.5モデルとの違いを感じます。
4,000回転以上回さなかったので音質について明確な違いは実感出来ませんでしたが、RFは幌車と比べると若干低めな音質なのかな?と感じました。

ブレーキは幌車同様、初期制動・抜きの操作共にとても扱い易く、いつも乗っている愛車の感覚で、自由自在にコントロール出来て秀逸の出来。

乗り心地に関しては、VSというグレード考えると首を傾げてしまいたくなる程、試乗車では路面の凹凸がダイレクトに伝わって来て、揺さぶられ感を感じる固めの乗り心地。
幹線道路がメインで路面状況も比較的良好だったので、この点はVSと他のモデルで違いがあるのか気になる所です。
※担当営業氏に確認するのを忘れてしまいましたが、以前アクセラを試乗した際に、工場出荷時からの空気圧を調整し忘れていた事があったので、かなり高めだった可能性も考えられます^^;


試乗の最後にクローズ状態でも運転してみましたが、クローズ時の静粛性は、もうNCのRHTとは別次元^^
流石にコミコミ400オーバーのオープンカーだけあるなぁ〜と、感心する程の静粛性でした。

ハンドリングに関しては、右左折が小走り程度の速度だった事もあり、幌車との違いを実感するシーンが無かった事が残念でしたが、嫁がまだ試乗していないので何とも言えない部分がありつつも、将来、今の愛車を買い換える時期が訪れたら、今の私のロードスターの楽しみ方(95%は嫁とまったりオープンドライブ、5%サーキットでの全開走行)を考えると、気軽にオープンドライブが楽しめて、なおかつ(スピード競技に限定はされますが)ロールバー不要で手軽にサーキット走行が楽しめるRFは素敵な選択肢に感じました。

RFの試乗を楽しんでいる間にMyロードスターのチェックも終わっていたので、店内へ戻り担当サービス氏の説明を聞く事に。
運転席のトランクオープナーが機能しなくなってしまい、調べて貰ったのですが、その結論は・・・「トランクオープナースイッチがOFF」になっていたのが原因でした^^

え?トランクオープナースイッチ??
担当営業氏から教えて貰いましたが、前愛車のRX-8にもあった機能との事で...
RX-8~ロードスターと11年近く乗り続けていますが、この時初めてこんな機能がある事を知りました(^^ゞ

説明を受けた後、担当サービス氏に平謝りしたのは云うまでもありません(笑)

過去にも屋久島でパワーウインドーが動かない!騒動を起こした事もありましたし、ちゃんとマニュアルは読まなければいけませんね(^^ゞ