岡山の瀬戸内に広がる景色を巡る旅(Part4 夢前・金甲山編)
少し冬らしい寒さが感じられる様になった2月上旬、温暖な地でオープンドライブを楽しもうと、岡山(備前・備中)の瀬戸内沿いを旅して来ましたが、日程の都合で立ち寄れなかった場所があったので、2月下旬に再び旅して来ました。
旅の目的
今回の旅の目的は大きく5つ。
- 春の訪れを感じる場所に立ち寄りたい
- もう少し標高の高い場所から、瀬戸内の多島美を眺めたい
- 夕暮れ時の王子が岳に訪れて、夕日と夜景を眺めたい
- 水島の工場夜景を眺めたい
- 「カキオコ発祥」のお店でカキオコを食べたい
先日は1泊2日で時間に余裕が無かった反省を踏まえ、今回は2泊3日で旅しました。
結果として、前回立ち寄れなかった場所は勿論、サプライズな景色も楽しめる充実した旅になりました。
夢前町にある菜の花畑で感じた、春の訪れ
岡山の瀬戸内沿いへ向かう途中、菜の花が見頃になっている場所に立ち寄ってみました。
姫路市夢前町の県道67号沿いにある田畑に菜の花が植えられています。
向日葵色なボディが更に映えた一枚になりました。
先日の旅で立ち寄った御津の菜の花畑は、開花時期をずらしている様で見頃のエリアが散在していましたが、こちらの菜の花畑は8ヘクタールの広さがあるエリア全体が同時に満開を迎えるので、非常に見応えがありました。
訪れた日はちょうど見頃だった事もあり、沢山の家族連れが菜の花を眺めたり写真を撮ったりして、春の訪れを楽しんでいました。
平日でも午後は混雑していたので、なるべく早めの時間帯に訪れた方が、じっくりと菜の花鑑賞を楽しめそうです。
夢前町の菜の花畑の見頃は?
毎年2月に開催される世界遺産姫路城マラソンの開催日に見頃を迎える様に栽培されていますので、訪れる際は事前に姫路城マラソンの開催日を確認される事をお勧めします。
金甲山の山頂から眺める、瀬戸内の多島美
金甲山山頂からの眺め
菜の花畑で春の訪れを感じた後は、2月上旬に旅した時と同じくブルーライン経由で玉野市までドライブし、「もう少し標高の高い場所から、瀬戸内の多島美を眺めたい」目的を叶えるべく、金甲山に訪れました。
金甲山について
児島半島の岡山市~玉野市に位置する、瀬戸内海国立公園にも指定されている玉野市の最高峰(標高403メートル)となる山。
かつては山頂に両備グループが運営するレストハウスがあり、岡山県内でも有数の観光・ドライブスポットとして賑わっていましたが、瀬戸大橋の開通やレジャーの多様化などに伴う利用者の低迷によって2001年に閉鎖されました。
その後、2010年に展望台として再整備され現在に至っています。
金甲山山頂へのアクセス
岡山市内方面からの場合、県道399号(金甲山線)を道なりに終点まで進むと、山頂付近の駐車場まで辿り着けます。
駐車場には展望台があり、岡山平野の眺めを楽しめます。
金甲山山頂で出会ったクロネコさん
施設としてはトイレが整備されている以外、売店はもちろん自販機すらありませんので、ゆっくりと過ごしたい場合は麓のコンビニなどで買い物を済ましてから訪れる事をお勧めします。
県道399号(金甲山線)は、2018年の西日本豪雨による土砂崩れにより通行止めの規制が実施されている様ですが、訪れた際は規制のバリケードが撤去され通行可能となっていました。
山頂展望台の施設と眺望
駐車場から更に200メートルほど進んだ先が山頂で、展望台(元々レストハウスとして使われていた建物)があります。
展望台は3階建てになっており、瀬戸内海の島々は勿論、視界が良い日であれば四国まで見渡す事が出来ます。
岡山県内で瀬戸内海の絶景スポットと言えば、殆どの方が鷲羽山を挙げると思いますが、金甲山山頂からの眺望も甲乙付け難い見事な眺めです。
あと、愛車のある絶景写真撮影が好きな方にとっては、愛車と共に瀬戸内の景色を見下ろす形で撮影出来る金甲山山頂は、非常に魅力的な撮影スポットです!
狭めの画角で切り取って圧縮効果を狙ってみた一枚。
広角だと景色の一部だった直島が、対岸の四国みたいに見えますね。
Part5へ続きます。
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