紅葉シーズンを迎えた大山でしか見れない昼夜の景色を楽しみつつ、オープンドライブを満喫する旅(Part.4 大山の夜景巡りドライブ)
全国的にコロナウイルスの流行が続いている今年の紅葉シーズン。
巣篭り続きで偶には旅したいけど、極力密は避けたい・・・と言う事で、先日のシルバーウイークに続き、国のGotoトラベルキャンペーンを活用し、人混みを避けつつ紅葉ドライブを満喫出来る場所を旅しようと、2泊3日で大山周辺を旅する事に。
旅の目的
今回のドライブ旅の目的は大きく4つ。
- 人混みを避けつつ大山の紅葉と写真撮影を楽しむ(Part.1で達成!)
- 現地で宿泊するので、天候が良ければ紅葉以外の夜の景色も満喫する
- 現地で宿泊するので、久々に大山をぐるっと一周ドライブしてみる(Part.2で達成!)
- 時間に余裕があれば大山周辺の景色が良い場所へも足を延ばしてみる(Part.3で達成!)
例年紅葉シーズンは日帰りで訪れていたので、主だった紅葉スポットや物販・飲食スポットではどこも激しい混雑に見舞われていましたが、今年は人混みを避けた時間帯に訪れた事もあり、のんびりと紅葉と写真撮影が楽しめた最高に充実した旅になりました。
夜の大山ならではの景色を求めてのドライブ
植田正治写真美術館で夕日に染まる大山の絶景を楽しんだ後は、大山寺に向かう途中にある赤松眺望展望台へ。
【住所 】鳥取県西伯郡大山町赤松
【駐車場 】5台程度
米子方面・弓ヶ浜の景色を一望出来るなかなかのロケーションでしたが、マイナーな眺望スポットの様で殆ど訪れる人も居なかったので、のんびりと沈みいく夕日を眺める事が出来ました。
夜の大山を満喫するなら、環状道路沿いにある宿泊施設がお勧めです!
今回の旅は人混みを避けつつ、早朝と夜明けに掛けての大山の景色を楽しむ事が目的だったので、門限が23時と遅めな事と深夜のチェックアウトOKな事が決め手になり、大山環状道路沿いにあるこちらの宿に宿泊しました。
【住所 】鳥取県西伯郡大山町大山40−3
【電話番号】0859-52-2411
【URL 】http://sekkasou.com/
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建物の内外観共に昭和世代の人には懐かしさを感じさせるこちらの旅館。
全般的に古さは感じるものの清掃が行き届いており、私以外の宿泊客は登山客で早い時間に就寝していた事もあり、こういった宿泊施設で懸念される物音に悩まされる事も無く、枕が変わると余り眠れないタイプですが熟睡する事が出来ました。
館内は昔ながらの民宿といった感じで、トイレ(2階に宿泊しましたが洋式でした)や洗面が共用だったり、廊下と部屋が引き戸一枚で隔てているだけなので、一般的な旅館やホテル並みのプライバシーの確保を求める人や神経質な人には向かない様に感じましたが、宿泊料金と眺望スポットまでのアクセスの利便性を考えると、来年再訪する際にまた利用したいと感じた宿でした。
鍵掛峠の夜景
旅館でひと息付いた後は、夜の大山ならではの景色を楽しもうと鍵掛峠へ。
月齢をチェックせずに訪れたので(この日はブルームーンでした)満天の星空と紅葉と大山のコラボショットを撮影する事は出来ませんでしたが、日中ほど混雑してなかったお陰で紅葉の大山をバックに愛車撮影する事が出来ました。
こちらは少し雲が多めになるのを待ってから雲を流し気味に撮ってみた一枚。
低ISOでそれ程露出時間を稼がずに撮ったのですが、ブルームーンパワーのお陰で投光器でライティングした様な一枚になりました(笑)
例年12月に入ると冬季通行止めとなるため今シーズンのリベンジは難しそうですが、来春以降に再訪して、満点の星空と一緒にコラボショット撮影してみたいです。
紅葉シーズンの大山へ夜間・早朝に訪れる際の服装は?
訪れた時期(10月末)でも鍵掛峠の辺り(標高912M)では2度位まで気温が低下していましたので、紅葉シーズンの大山へ夜間・早朝に訪れる際は、真冬並みの服装と結露対策を用意した上で訪れましょう。
但し、風が穏やかな日は日中汗ばむ位の陽気になるので、日中用に長袖シャツを着こんでおくなど臨機応変に対応出来る服装を考慮しておいた方が良いと思います。
桝水高原から眺める米子の夜景
米子方面の夜景をバックに愛車撮影した一枚。
先客が居たのでライティングするのは止めておきしたが、ここでもブルームーンパワーのお陰で、現像時の露出補正無しでも程々に愛車も存在感を出せた一枚になりました。
鍵掛峠の次に訪れたのは桝水高原の天空リフト近くにある駐車場。
早朝に訪れた際、この場所から見る米子方面の眺望が良く感じたのと、駐車場へのアプローチが下り坂になっていて、大型三脚が無くても見下ろし気味のアングルで撮影出来るので、夜景撮影にイイかも!?と思い立ち寄ってみました。
もう少し見下ろし気味のアングルで撮れるという事無しだったんですが、まさか大山に来て夜景が楽しめるとは思って無かったので、泊まり掛けでロケハンドライブして良かったと思えた一枚になりました。
夜も素敵だった植田正治写真美術館からの夜景
植田正治写真美術館と星空をバックに撮った一枚。
もう少し星空を炙り出そうと、比較明合成や高ISO・長秒露出も試してみましたが、美術館の写り具合とのバランス的にこの設定が限界でした。
夜ドライブの最後に訪れたのは植田正治写真美術館。
この辺りで大山をバックに天の川撮影出来る事を知り、今回の旅で星撮りする際の目的地として考えていたのですが、鍵掛峠で満月パワーの洗礼を受けたので(笑)
星撮りは諦めて満月パワーを活用した、夜の美術館と愛車のコラボショットを撮ってみました。
ブルームーンと大山をバックに愛車撮影した一枚。
月暈したブルームーンの光が薄曇りする夜空をほんのりと照らし出して、この旅で撮った写真の中でも印象に残る一枚になりました。
美術館をバックに愛車撮影しているうちに良い感じに曇り空が広がり、満月前後の月が明るい日に起きる光の環(月暈と呼ばれる現象)が起きていたので、月暈なブルームーンと大山をバックに愛車撮影。
ブルームーンは2年に一度位の機会でしか見る事が出来ないので、貴重な一枚を撮る事が出来ました。
この写真を撮ったレンズだと、愛車と大山のある星空写真を撮る上でバランス的に充分な画角を確保出来る事が分かったので(撮影は7mmですが、10mm程度で良さそう)いい予行演習になりました。
Part.5へ続きます。