100均グッズを活用したお手軽フェンス作成
我が家の家族の一員となって2か月が経ったシャルトリューのグリさん。
たった2か月と言えども猫の成長スピードには驚かされるものがあり、家にやって来た頃はローテーブルにすら飛び乗れなかったのが、今では軽々とキッチンカウンターへ飛び乗る様に・・・(汗)
さすがに家族の一員と言えども、人が食べる物を扱う場所まで自由に行動させる事は、飼い主の健康面において問題があるので、さっそく対策を講じる事にしました。
キッチンへの侵入対策は大きく二つの手法が
対策を講じるにあたり、実際に猫を飼われている方がどう言った手法を取っているかを調べてみたところ、大きく二つに分かれる事が分かりました。
- 【1】キッチンへの侵入そのものを阻止する
キッチンの出入口に柵や扉を設置して侵入そのものを阻止するやり方です。
こちらであれば設置寸法さえ合えば、多少金額は掛かりますが、既製品を購入する事で万全に対策が講じられます。 - 【2】キッチンカウンターへの侵入を阻止する
キッチンカウンターの両端にロープを通すなどした上で柵となる物を吊るす、もしくはキッチンカウンター全体を柵で囲うなどして進入を阻止するやり方です。
こちらの方法の場合は、猫の侵入阻止を目的とした既製品は存在しないので、流用出来そうな物を探しての対策になりそうです。
個々のキッチンスペースに合った対策方法の検討が重要
取り得る手法が分かった所で、我が家のキッチンスペースではどちらの手段で対策を講じるのが適当かを検討してみました。
結論としては既製品の導入は見送り、ホームセンターなどで入手可能な物を活用して設置する事にしました。
ペニンシュラ型と言われる間取りの我が家のキッチンスペース。
片方の端が壁と繋がった半島のような形になっているため、手法【1】での対策が妥当でした。
- 手法【1】検討結果
入り口の左右に柵を固定するしっかりした柱となる壁があり、高さ1M未満の柵であれば設置可能でした。
ただ、検討した既製品の場合、開閉式とするために足元をフラットに使う事が出来なくなるのですが、その事で転倒するリスクが増える懸念を感じたので、導入を見送りました。
鍋など非常に熱い料理を持ち運ぶ際に転んだら非常に危険ですよね・・・。 - 手法【2】検討結果
この手法では何らかの方法でキッチンカウンター両端を覆う対策が必要ですが、壁がキッチンの片側しか無いため天井から吊り下げる方法が取れない点、柵で覆う場合、キッチンを使う際の収納スペースが必要となる事から、現実的では無いと判断しました。
何でも揃う最近の100円ショップは凄い!
既製品以外の物で手法【1】を実現すべく、最初はホームセンターで利用出来そうな物を調べていましたが、最近は100円ショップでも以前とは比べ物にならない程に金物や工具などが充実している事を思い出し、大手のショップを見て回った結果・・・
ダイソーで購入したワイヤーネット(80×29.5cm)と連結ジョイント
柵の設置に必要な横幅が1M以上必要だったので、ワイヤーネットを4枚使用しました。
さすがダイソー!
僅か1,000円で、求めていたサイズの柵に必要な材料が全て揃いました!
材料が揃ったので、さっそく柵を作成しました。
と言っても、連結ジョイントでワイヤーネットを繋げるだけの簡単作業。
グリさんとの共同作業でも、あっという間に終わりました(笑)
我が家の場合、両端にワイヤーネットを差し込むスペースがあったので利用しませんでしたが、ワイヤーネット用スタンドを使えば自立した柵として使用する事も可能です。
お手軽フェンスの効果は?
お手軽フェンスを設置した状態
左側は冷蔵庫と壁、右側はキッチンカウンターと壁との間の隙間に差し込んで自立させています。
あっという間に完成したお手軽フェンス。
高さが90cmとキッチンカウンターより少し低いので、すぐに突破されるのでは?と予想していましたが、設置から3ヶ月過ぎた執筆時点(生後9ヶ月)の時点においても、しっかりと役割を果たしてくれています。
また、キッチンへの出入りに関しても、30cmのワイヤーネットを連結している事で開閉が容易なうえ、既製品のフェンスと違い床面がフラットのままで転倒の心配も無いため、運用面での支障も無さそうです。
行動を観察していると、フェンスに寄りかかるものの、よじ登ったりジャンプして乗り越えようとしない事から、絶妙にグラグラして不安定な設置方法が、乗り越える事を躊躇させている様です。
今後更に成長し身体能力が高くなれば突破されるかも知れませんが、その場合でも見た目は悪くなりますが、タイラップで固定する方法を取ればフェンスの高さを上げる事が可能ですので、当面このお手軽フェンスでキッチンへの侵入は防げると考えています。
猫のいたずら対策にワイヤーネットを有効活用
ダイソーのワイヤーネットは、キッチンへの侵入対策に使ったサイズ(80×29.5cm)以外にも様々なバリエーションが売られています。
サイズによって価格に幅があるものの、高くても1枚200円のお手軽価格で購入出来るので、グリさんのいたずら対策に活用してみました。
キッチンカウンターへの侵入防止用フェンス(設置費用200円)
こちらは62cm×19cmサイズのワイヤーネットとワイヤーネット用スタンドを組み合わせて作った、侵入防止用フェンス。
壁際に置いた物から飛び乗る様になったので設置してみましたが、今の所こちらのフェンスもしっかりと役割を果たしてくれています。
鉢植え用バリケード(設置費用800円)
こちらはキッチンへの侵入防止フェンスと同じサイズのワイヤーネットと、ワイヤーネット用スタンドを組み合わせて作った鉢植え用バリケード。
家に来た頃は全く興味を示さなかったのに、ある日突然、鉢植えの土を掘り始めて大パニックに陥ったのですが、このバリケードのお陰でリビングが土まみれにならずに済む様になりました(笑)
鉢植え用バリケード2(設置費用400円)
こちらは40cm×40cmサイズのワイヤーネットと連結ジョイントを使って作った鉢植え用バリケード。
先ほどのバリケードと同じく、壁に面した場所以外の3面だけ囲う形で使っていますが、今のところ突破される事無く鉢植えを守ってくれています。
グリさんとの知恵比べに敗れた際には、もう1面も囲って完全防備で運用する予定です。
まとめ
キッチンへの進入対策と鉢植え用バリケードとして使ってみた、ダイソーのワイヤーネット。
高くても1枚200円で購入出来る手軽さに加え、連結したり自立させたり、今回は使っていませんが引っ掛けたりする用途など、アイデア次第で今回紹介したいたずら対策用途以外にも、猫用グッズとして活用出来そうです!