【シャルトリューと過ごす】猫のいる生活(ロボット掃除機を導入してみた)

猫のいる生活
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短毛種でも意外と抜け毛が多くて掃除が大変な愛猫がいる生活。少しでも掃除を楽するために最近流行りのロボット掃除機を買ってみました♪

ロボット掃除機を買った経緯

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2019/9に我が家の家族に迎えたグリさん。
この1年四季を通じて一緒に暮らしてみて、意外と抜け毛が多く、うっかり2日ほど掃除機掛けをサボってしまうと、廊下やリビングに小さい毛玉が出来ているなんて時も。。。
事前のリサーチで得ていた「短毛種なので余り抜け毛は気にならない」という情報は、人によって「余り」の受け止め方が大きく違っていた様です(笑)

飼い主である私達夫婦的には潔癖症では無いので小さな毛玉程度はそれ程気にならないのですが、グリさん自身が少々ハウスダストに弱い様で結構な頻度で目をシバシバさせている事もあり、少しでも掃除を楽に出来る手段は無いかと考え始めました。

ロボット掃除機選びの条件

そんな経緯があり手段を考える・・・という事も無く、必然的に今時流行りのロボット掃除機の購入を検討する事に。
ただ、今まで全くロボット掃除機について興味を持った事が無く、機能比較や相場感が解らなかったので、今回はトライアル導入的な位置付けで以下の条件で購入する商品を検討する事に。

  • 大前提:ロボット掃除機に対して100%の掃除を求めない。数日に一度掃除掛けすれば済む様に50~60点位の成果があればOK
  • 大前提:高さ8cmほどの空間があるベッド下でも進入可能なコンパクトさがあること
  • 価格見合い:運用想定している面積と距離(4LDKの間取りのうち南北両端にある2部屋とリビング、その区間にある廊下)を稼働出来るだけのバッテリー容量を持っていること
  • あれば尚良し:運転後に自動で充電ステーションへ復帰すること
  • あれば尚良し:日次などスケジュール運転が可能なこと

以上の条件のうち少なくとも大前提には必ず合致し、それ以外についてはなるべく多くが当てはまる物を幾つかピックアップした結果、最も本体の厚さが薄いうえにスマホアプリ対応までしていた機種が2万円ほどで売られていたので、早速購入してみました。

購入したロボット掃除機

そんな訳で今回購入したロボット掃除機がこちら。

主な特徴としては

  • 実売2万とロボット掃除機の中では最も安価な部類ですが、ランダム運転以外に弓形運転とマッピング運転に対応している
  • ネット通販で購入出来るロボット掃除機を調べた限りでは本体の高さが約7cmと最も低く、ベッド下の掃除も可能
  • 公称の連続運転時間が150分(実態が半分だとしても60分以上は稼働出来るので運用に耐えられそう)
  • 自動帰還、セルフ充電機能搭載
  • 付属のリモコンで1パターン、アプリだと複数パターン登録可能
カタログスペック上ではありますが、検討事項に挙げていた項目を全て満たしています!

ダンボール箱からロボット掃除機が入った箱を取り出すと、新しい箱に興味津々なグリさん。
ロボット掃除機の箱を気に入った様でずっと寛いでたので何枚かパシャパシャ撮っていたら、広告写真で使えそうな一枚が撮れました。

ちゅーるで釣って一旦どいて貰ったのでようやく本体を開封(笑)
中華製の安物ロボット掃除機なので質感には全く期待して無かったのですが、良い意味で予想を裏切り、ぱっと見ではとても2万で勝った商品に見えない質感です。

出荷状態だと殆ど充電されていない状態だったので、充電ステーションを設置してひとまず充電させる事に。
充電ステーションの設置場所としては左右ある程度間隔(1m程度)に障害物が無い場所が必要です。

未知との遭遇・・・意外とビビリんちょなグリさんが可愛い♪

ロボット掃除機の購入間もない頃のグリさんの様子です。
弓形運転するロボット掃除機(ロボ太郎と命名(笑))とロボ太郎にビビリつつも、気になって仕方なくてずっと追い掛ける好奇心旺盛なグリさんの様子をご覧ください。

購入当初は運転を始める度にビクッ!と反応していたとってもビビリんちょなグリさんでしたが・・・
最近ではすっかりロボ太郎とマブダチになった様で、時にはこんな荒業を駆使してロボ太郎を起こして遊んでいます(笑)
ロボット掃除機に付いているクルクル回るサイドブラシが気になって仕方ない様子で、いつもロボ太郎の稼働中に猫パンチをお見舞いしています。

2ヶ月運用してみての感じた 良い点・イマイチな点

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記事をアップした時点で2ヶ月半、ほぼ毎日稼働させてみての感想になりますが、総評としては、ロボット掃除機本来に求めていた役割としては、事前の検討事項でも挙げていた「数日に一度掃除掛けすれば済む様に60~70点位の成果」は得られたので、イマイチだと思った点を除けば概ね満足しています。

良いと感じた点

  • 運転ごとに多少ムラがあるものの弓形運転とオート運転が思いのほか賢く機能しており、部屋の隅などの物理的にロボット掃除機が届かない場所以外であれば概ね清掃範囲としてカバーしてくれ、気になるゴミやホコリも完璧では無いものの求めていたレベル感では清掃してくれるので、毎日稼働させておけば、当初の狙い通り数日に一度人の手で清掃すればグリさんの抜け毛が気になる状態が解消されました。
  • 公称150分のバッテリーですが、実運用としてはやはりそこまでは持ちませんでしたが、今のところ強モードでの運転で60分以上は連続運転可能で当初想定通りの清掃エリアをカバー出来ているので、実用上は全く問題ありません。
  • ネット通販の商品紹介通り本体高さが7cmほどしか無かったので、狙い通りベッド下の空間も掃除させる事が可能でした。
  • 自動帰還機能が予想外に優秀で、何らかの理由で途中で運転停止させた場合でも、ホームボタンを押下でほぼ100%自動で帰還してくれます。
  • 障害センサーの感度、機能共に優秀で、比較的軽量な障害物でも軽くタッチすれば回避行動を取るため、うっかり水飲みボウルを床に置いていた時でもこぼす事無く掃除していました。また、家具との間に挟まったり、ローラーにコードなどが絡まったりするなど一定時間運転が続行できない状態になると自動停止し、過負荷による本体の損傷を防ぐ仕組みになっています。

イマイチと感じた点

  • メーカー純正のアプリ(Android)だとアンチウィルスソフトがリスク検知(明確なウイルス判定では無いが、セキュリティ上の脅威になり得る可能性を指摘)する点と、アプリを利用する上で明らかに無関係な権限付与を求めて来るうえに拒否すると起動すら出来ないため、実質的にスマホやアレクサを使った運用を諦めざるを得ませんでした。
    (その様な理由から、メーカー純正アプリについては全く動作検証出来ていません)
    なお、購入後1ケ月ほど経った時点でアプリ更新があったため再インストールを試みましたが、上記指摘内容は改善されていませんでした。
  • もう少し上級機になると、ロボット掃除機に進入して欲しくないエリアはアプリで指定可能ですが、Kyvol E30はその様な機能は搭載していないので付属の磁気テープを床に貼り付けて指定しますが、場所によっては目立つのが難点。。。
    また、付属の磁気テープで足りない場合は市販のマグネットテープで代用する事になりますが、意外と強い磁気でなければ反応しない様で、100円均一で売られている物だと2枚重ねして使う必要がありました。(その分段差が出来てしまうのが難点です)
  • 自動ごみ排出機能がある超高級機以外のロボット掃除機全般の宿命かも知れませんが、ゴミを溜めておくカップの容量が少ない(商品紹介では大容量600mlと書いてますが)ので、清掃エリアが比較的広範囲だと吸引力を維持するために頻繁にゴミ捨てする必要があります(我が家の場合だと2日に1回の頻度)。ダストカップ自体の脱着はワンタッチなものの、面倒臭がりな人にとっては意外と運用上のハードルになるかも知れません。

 

サードパーティー製アプリを使ったスマホ運用について
メーカー純正アプリではスマホ運用出来ませんでしたが、Kyvol E30に対応しているサードパーティー製のアプリ(SmartHome)であれば、リスク検知無しでインストール可能である事が分かりました。
まだ細かい機能の検証まで出来ていませんが、スマホからモード指定しての運転開始・終了といった基本的なコントロールは可能でしたので、SmartHomeを使う事である程度のスマホ運用が可能になる可能性があります。

まとめ

E-M1MarkII f/1.2 1/50sec ISO-200 45mm

今回はトライアル的な位置付けもあり敢えて安価な物を選んで導入してみたので、実際に使ってみるまでは「所詮は中華製」とか、「安物買いの銭失いになるのでは?」との懸念を少なからず夫婦揃って持っていたのですが、実際に2ヶ月半程使ってみた限りでは、アプリに難点があるものの、掃除機本体としては求めていた要求事項を充分に満たしており、ロボット掃除機は今回我が家が購入したKyvol E30の様な安価な物であっても、猫などの抜け毛が多いペットと一緒に暮らす家庭にとって非常に有用なツールだと実感しました。