猫のいる生活に備えて

猫のいる生活
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子猫を家族に迎えるための準備は優先度の高い物から順番に

最近の猫飼育事情がサッパリ分からないので、まずは情報収集から始めました。

共働き夫婦がシャルトリューの子猫を家族に迎えるまでの経緯に書いた通り、4年悩んだ末に家族に迎える決断をした私達夫婦。

家族に迎えるためにペット用品など準備が必要な物がある訳ですが、お互い子供の頃に猫を飼っていた経験があるものの、最近の猫飼育事情がサッパリ分かりません。。。
そんな訳でネットや本を参考に、今時はどういったペットグッズやサービスを利用出来るのかを知ったうえで、優先度の高い物から揃えていく事にしました。

猫を家族に迎える事を決断してから実際に家族に迎える子を決めるまで期間があったものの、のんびりし過ぎて最後はドタバタの準備劇になりました。。。
今まさに家族に迎える猫捜しをしている方、我が家の様にドタバタしない為にも、余裕を持った準備を行いましょう(笑)

ネットで参考にしたサイト
ねこのきもちWEB MAGAZINE
家族に迎えるための準備をはじめ、猫と一緒に暮らす際の様々な知りたい事・疑問に感じる事が一つ一つの記事に纏められて、とても参考になりました。

参考にした本

家族に迎えるにあたり準備したペット用品

家族に迎える時点で4ヶ月の子猫であること、病院へ連れて行く以外、当面一緒に外出する予定は無いだろうと言う前提で、家族に迎えた当日から必ず必要となるペット用品に絞って用意する事にしました。

ケージ
以下の条件に合うものを探した結果、こちらのケージを購入しました。
・成猫サイズのトイレが収まる奥行きがあること
・上下運動出来る高さがあること
・上下に扉があり、物理的に猫が開けられないロックを備えていること
・設置スペースの制約があるので、縦横方向の寸法が余り大きくないこと


トイレ(本体・抗菌チップ・抗菌マット)

購入したケージの奥行(63cm)に収まる物の中から、こちらのトイレを購入しました。
本体が2層式になっていて、抗菌チップ(トイレ砂)を敷き詰めた層を通過したおしっこが下の層(トレーになっています)に敷いた抗菌マットに吸収される仕組みになっていて、おしっこの臭いが部屋に籠り難い造りとなっている点が購入の決め手でした。


ご飯・水用ボウル
以下の条件に当てはまる物の中から、こちらの商品を購入しました。
・300ml程度の容量があること
・ステンレス製であること
・ボウルがズレ難い工夫があること
・水やフードが飛び散っても汚れ難いこと

キャットハウス
当面は行動範囲をリビングに限定する想定でしたが、猫目線でリビングを観察してみると日中薄暗い場所が無さそうに感じたので、確保するために用意しました。
キャットハウスは猫によって好みが様々で、余り高価な物を購入しても気に入らなければ全く使ってくれない場合もあるので、妻の好みに合う安価な物を選びました。

キャリー
余り大き過ぎても落ち着いて過ごさない場合がある様なので、サイズ的には想定体重が5Kg程度まで、また車に乗せての移動を想定しているので、シートベルトでの固定が考慮されている物の中からこちらのキャリーを選びました。


爪とぎ

こちらもキャットハウス同様、猫によって好みが様々で、余り高価な物を購入しても気に入らなければ全く使ってくれない場合もあるので、取り敢えず安価な物を用意して様子を見てみる事にしました。

本体をプラ製のホルダーに挟んで使うタイプの爪とぎ。
本体とホルダーの間に溝があるので、爪とぎのカスが飛び散りにくい造りになっています。
 

おもちゃ
こちらもハウスや爪とぎと同様の理由で、取り敢えず無難かつ安価な物を用意して様子を見てみる事にしました。

 ペット用品を使ってみてのレビュー

買った物を羅列しただけでは余り参考にならないので、執筆時点(家族に迎えてから3か月半ほど経過)での使用感などをレビューしたいと思います。

ケージ

※設置画像(家族に迎えてから3か月経過時点で撮影。その後の経緯で記事で紹介した物とは異なるトイレを追加購入しています)

〇:満足している点
・設置スペースの制約にジャストサイズかつ成猫用トイレも収まる縦横寸法(幅93×奥行63cm)
・高さ方向の寸法に関しても5ヶ月程度の子猫であれば飛び乗れる高さに上段スペースがあり、基本的にケージ内に閉じ込める事が無い我が家には充分なスペースです。
・ケージ天井高は女性でも安全に猫を抱えられる程よい高さ(121cm)
・上下の扉はつまんでロックするタイプになっており、猫の力であれば強度的にも突破されるリスクは無さそうです。

△:不安な点
・現状不満にまで至って無いので不安としたのですが、柵のワイヤーが横方向の強度的に余り余裕が無い様で、天井で大人しく過ごしている分には問題無いのですが、(執筆時点で)3.5Kgの猫が天井に飛び乗ると結構歪みますので、成猫の段階で大柄になる可能性がある猫を飼う方には向いていないかも知れません。

 

トイレ(本体・抗菌チップ・抗菌マット)

〇:満足している点
・我が家の設置場所の空間スペース(16畳のLDK)では、おしっこの臭いに関しては週1回抗菌シート取替を行えば殆ど気になりません。
昔の紙ペレットを敷き詰めただけの猫トイレでの生活を経験している世代としては、衝撃的と言って差し支えないレベルです(笑)
△:改善出来ればと思う点
・購入したタイプだと余りトイレの周囲が壁になっていないので、残念ながら粒が大き目な消臭チップを敷き詰めても、チップが散らばる事を防ぐのは不可能です。(まれに大きいのが付いたチップが散らばるんですよね・・・)
この点が気になる方はドーム型のタイプを選ばれた方が良いと思います。

 

ご飯・水用ボウル

〇:満足している点
・ボウルを設置するシリコン製マットのお陰でズレにくく、ある程度の水やフードの飛び散りであれば床を汚す事がありません。
・金属製のお陰でキズが付き難く、フードの色移りによる汚れが起こりません。
△:改善出来ればと思う点
・フードと水のボウルがセットなタイプのため設置スペースに制約が生じます。
・シリコン製マットの高さが低く、ほぼ床面にボウルを置く形になるので、ある程度高さがある場所にフードや水が置かれている事を好む猫の場合、別途台などを用意してあげる必要があります。

 

キャットハウス

〇:満足している点
我が家の猫(現在3.5Kg)程度のサイズであればスペース的に丁度居心地が良い様で、隠れ家の一つとして使ってくれています。
△:イマイチに感じた点
中国からの輸入ペット用品全般に言える点ですが、我が家に届いた段階でも化学薬品系の不快な臭いが相当残っており、臭いが完全に消えるまで相当日数を要しました。。。
臭いが完全に消えるまでの間は近寄るものの、臭いを嫌がってハウスで過ごそうとしませんでした。

 

キャリー

〇:満足している点
・外出時に嫌がらないために普段から自由に出入り出来るように部屋の隅に置いているのですが、多い日は一日の半分近くをこのキャリーで過ごす程、我が家の猫は気に入っています!
△:イマイチに感じた点
・本体が上下で分割出来るタイプとなっており、使わない際の収納スペースに配慮されている点は良いのですが、実際に問題が起きた訳ではありませんが、若干強度に不安を感じます。

 

爪とぎ

〇:満足している点
・商品に付いていたマタタビパウダー効果なのか?我が家に迎えた初日からガリガリ爪とぎしていました!
・商品選びした際に感じていた印象通り、本体とホルダーの間にある溝のお陰で、爪とぎのカスが飛び散りにくいです。
△:改善出来ればと思う点
・ホルダーの底が滑りやすく設置場所からズレやすいです。
・家族に迎えた当初は余り見せなかったのですが、徐々に立てかけた物に対して爪とぎしたがる様になったので、別途縦置きタイプの爪とぎも用意してあげる必要性を感じ始めています。

 

おもちゃ

〇:満足している点
・やはり鉄板!特に猫じゃらしは、ひとりでも夢中になって遊んでいます。
・猫じゃらしに関しては、ほぼ毎日、かなりの時間遊んでいるので痛むのが早いですが、2つ入りのお陰で、1か月以上買い替え不要です。
△:イマイチ・改善出来ればと思う点
・購入したおもちゃに関しては特にマイナスポイントはありませんが、ずっと同じ物ばかりだと飽きるかも知れないと思い、遊んでいる様子を観察しつつ、必要に応じて新しいおもちゃを買い足しています。

その他のペット用品の準備について

ネットや本を見ると他にも幾つか必要な用品(例えば爪切りや汚れ拭きなど)が挙げられていましたが、既に自宅にある物で代用可能だったり、直近で使う見込みが無いと判断したので、必要に応じて買い足していく事にしました。
家族に迎えた後に買い足した物については、別記事で紹介していきたいと思います。