新型CX-3試乗

先日車検を受けた際、担当営業から「近々新型CX-3の試乗車が届くので、是非試乗に来て下さい！」とお誘いがあったので、嫁と一緒に試乗に行って来ました。

ディーラーへ到着して営業マンと談笑していたら、つい先日届いたばかりだと言う試乗車が登場。

遠めに見ても明らかに外観の質感が良くなっている事を実感したのですが、

痒い所に手が届く質感アップが図られていて、初期型オーナーとしては羨ましい限り。

嬉しい事に、この日はディーゼル＆ガソリン両タイプの試乗車を用意して貰えたので、まずはディーゼルモデルから試乗する事に。

ドラポジを決めて試乗へ出発したのですが・・・
ディーラーから幹線道路へ出る際の段差で、MyCX-3でも有り得ない程の衝撃が(>_<)
試乗車のオドメーターが17Kmだったり、保護シートが貼り付けられたままだったので嫌な予感がしたのですが、どうやらラインオフ状態から空気圧を調整してしない模様ｗ（後で予想が当たっており、空気圧が3.5Kg超だった事が判明）

そんな訳で乗り心地の感触はガソリン車で探る事にして(笑)
1.8に排気量が拡大されたディーゼルエンジンの印象を確かめました。

都市部の幹線道路での試乗で加減速の幅が取れなかった事もあり、余り多くは得られなかったのですが、MC前の1.5Dと比較して良くなった点としては
・比較的ラフなアクセルワークに対しても応答性がレスポンスが良くなった
・アイドルストップからの復帰がガソリンエンジン並みの質感に向上
・タウンスピードでの巡航時の不快に感じる周波数帯の音量が低減していた
と言った点が感じられました。

試乗コース的に仕方が無い事なのですが、MCによって得られた馬力差については殆ど違いを感じる事が出来ませんでした。
厳密には1.5Dと比較してよりトルクが得られ易いエンジン特性になっている様なのですが、私の様な鈍い感覚の人間には、高速道路での本線合流や追い越し加速時で無ければ、明確な違いは実感出来ない様です。

あと、エンジン以外で感じたMC前との比較で良くなった点としては
・ブレーキコントロール性（特に抜きのコントロール領域）が良くなった
・空気圧パンパンな状態でも(笑)段差や不整路走行時のリア側の突き上げや揺すられ感が低減している
と言った点が実感出来ました。

そんな事を感じつつ1.8Dでの試乗を終了し、同じくつい先日届いたばかりだと言うガソリンモデルの空気圧を調整して貰ってから、試乗に出発。

1.8Dと同じ試乗コースである事と、私自身2.0Gモデルの試乗が始めてなので、MC前との比較が出来ない＆余り多くの感想は得られなかったのですが、ガソリンモデルで良いと感じた点としては
・ディーゼルモデルと比較して明確に高い静粛性
・タウンスピードであれば＋αの余裕が感じられる動力性能
・NAエンジンならではの良好なアクセルレスポンス
と言った点が感じられました。

我が家が初期型のCX-3を購入した時点では選べなかったガソリンモデルですが、MC前モデルは乗った事が無いため分かりませんが、試乗した限りではメインカーであるロードスター＋100Kgでほぼ同等のトルク特性である事を考慮すると、これからCX-3を購入する前提で考えた場合、ここ一番のモアパワーを取るか？ or 郊外や高速巡航時のゆとりあるトルク性能を取るか？の2択を迫られるであろう、非常に魅力的なパワーユニットに感じました。

また、タイヤ空気圧の関係でディーゼルモデルでは明確な判断が出来なかった乗り心地部分に関する感想ですが、不整路、大きな入力を伴う段差共に、MC前と比べて明確に衝撃・揺すられ感が改善されていました。

夫婦そろってサスペンションが固めなクルマを乗り継いでいた事もあり、初期型でも明確に不満を感じている部分では無かったのですが、「質感」と言う観点で考えるとより付加価値を感じるセッティングになっていると感じたので、よりクルマとしての満足度が上がったのでは？と感じました。

MCに伴うエクステリアの変更ポイントの一つであるフロント周り。
写真で見た感じ、MC前の方が良い印象があったのですが、グリルやフォグ周り共に、明確にMC後の方が質感の向上が感じられて、MC前モデルを衝動買いした嫁にも魅力的に感じた様です。